ヒゲニートのギリホリ奮闘記

ヒゲニートのギリホリ奮闘記

30歳が突然脱サラしてヒゲニートになり、年齢ギリギリでワーホリに挑戦するログ

フィリピンで気付いたマーケティング思考①

Hey, guys.
どうも、すがやんです。

 

 

 

会社を退職して約半年

 

フィリピン3ヵ月留学から1カ月

 

 

が、経過しました。

 

 

退職後の日本での生活、そしてフィリピンでの生活。

 

この半年、特にフィリピンで学んだ事、得た事、新たな繋がり…これらが既に1カ月の一時帰国で活かされ、こんなにも速いスピードで自身の血肉になっている事に驚きます。

 

 

フィリピンが単純に楽しく充実していた事もあり、この3ヵ月を言語化するのはなかなか骨の折れる作業でして。

 

 

ふと思ったタイミングで、思った事をログろうかと。

 

 

 

元々自分の中にあった「マーケティング思考」という考え方を、超ブラッシュアップしてくれたのがフィリピンでの生活でした。

 

 

という事で、留学関係なく幅広い方に読んで頂きたい内容です。

 

何度かに分けてログります。フィリピンの話は次回、本ログでは土台となる私の考えを紹介します。

 

 

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ただの英語留学でも、学生のNGOインターンでもないからこそ、気付けた事を記します。ちなみに今日はかなり長くなってしまいました…

 

 簡潔に言語化するって難しい。。。

 

 

 

 

マーケティングって、しゅごい

 

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先に結論を述べます。

 

 

 

 

マーケティング思考で

私の人生はより良くなる!

 

 

 

あくまで「私の」です。ただ自分の中で確信に近い感覚を得ています。

 

 

 

得てして、至極個人的で偏った価値観・経験談は、誰かの人生を劇的に変えてしまう事があります。

 

 

誰かの発想の転換になれば、と思い。あくまで私個人の感覚・言葉でログって参ります。

 

 

 

 

マーケティングというのは、実に曖昧で広義な言葉ですね。

 

 

私は販売系のマーケティング部に長年おりましたが、何でも屋で専門性もありませんでした。

 

いわゆるwebマーケティングブランディング等の基礎的な事も、SEOや行動心理学なんかはもちろん分かりません。

 

 

ただ、それなりに広い繋がりと業務範囲で仕事をしてきた中で、学び得た事が沢山あります。

 

 

日々の生活、人との関わり、NGOでの仕事、課題解決…などなど、あらゆる場面で応用できる“生きる知恵”は、マーケティング部での経験をベースにしています。

 

 

 

なので、専門のマーケターからは

 

「それマーケティングじゃなくね?」

 

と思われる内容かもしれません。

 

あくまで私の思うマーケティング思考」なので、その前提で読んで頂けましたら。

 

 

 

例えると理解しやすい…みたいなもので、私にとってはマーケティングという言葉に当てはめるとしっくりくることが沢山ありまして。

 

 

そんなわけで、ヒゲニートマーケティング思考」です。

 

 

 

マーケティング思考 

 

前述の通り「マーケティング」の捉え方・範囲も、事業戦略としての手法も、様々ありますね。

 

 

 

私の中でマーケティング思考」とは

 

マーケティング的な思考や手法を、実生活にも応用する考え方。 

 

という解釈です。

 

 

 

その中でも特にエッセンスだと感じている3つをご紹介。

 

私がマーケティングを通して人生を良くする知恵。この根幹とも言える考え方です。その3つとは…

 

 

 

 

GAP・シェア・打ち手

 

 

それぞれ解説します。

 

 

GAP

GAPに関しては、それだけでログりたい位、自分なりの考えがあるのですが…それはまた後日。

 

 

ビジネスってある意味、GAPを見つけて現金化する事ですよね。

 

言い換えるならば、需給をマッチさせて価値と貨幣を交換。

 

 

「〇〇が欲しいけど無い」

「〇〇したいけど自分には出来ない」

「ここでは希少で手に入らない」

 

などなど

 

需給のGAPをマッチさせ、そのGAP解消に「お金を払ってでも!」と思う事でビジネスが成り立ちます。

 

 

 

ドラッガーマーケティング

 

マーケティングの目的は、販売を不必要にすることだ。」

 

と言いました。つまりGAPを見つけ解消する方法マーケティングには詰まっている。

と私は解釈しています。

 

 

 

このGAPに注目する着眼点が、人生や世の中の課題解決にめちゃくちゃ役立ちます。

 

 

例えば

 

悩みなんてものも、ほぼGAPだと思っています。「言いたいけど言えない」思考と感情のGAPや、「こうしたいけど行動が伴わない」理想と現実のGAPなど。

 

 

 

「何と何の間に、どんなGAPがあるか?」

 

この問いは、私の中で人生を良くする魔法の質問です。

 

 

 

なーんか悩んでモヤモヤする

 

仕事が上手くいかない

 

頑張るほど恋人が離れていく

 

 

 

いろいろな場面でこの魔法の質問は、解決の一助となります。騙されたと思ってご自身に投げかけてみて下さい。

 

 

 

 

シェア

続いてシェアです。

 

これは仕事で毎日のように関わっていた概念ですが、要は構成比ですね。

 

 

この視点、めちゃくちゃ役立つんですよ。

 

 

特に時間管理に関して。

 

 

 以前こちらのログで、私の気持ち悪い時間管理術に少しだけ触れました。

 

sugayan.hatenablog.com

 

 

詳細については、実際の管理表も提示しながら別ログで紹介しようと思っています。

 

 

 

私の時間管理のベースになっているのは、シェアの考え方です。

 

 

仕事では「シェア〇〇%」という言葉が耳タコで飛び交いました。

 

これはつまり、とある切り口の中で、全体のうち構成比は何%なの?という事です。

 

 

大体は目標シェアを決め、実績とのGAP要因を突き詰め、埋める作業もしくは突き抜けるための施策をしていく。

 

メーカーですと、どこもやっている基本的な事かと思います。

 

 

 

 

で、このシェアですが。

 

そもそも母数と内訳が分からないと話にならないですよね。

 

 

 

ここでマーケターに問われるセンスが切り口です。

 

年齢なのか、地域なのか、商品の特性なのか…あらゆる切り口から一定の傾向を分析し、その中でシェアを高める策を立案する。

 

私の職場も、そんな仕事でした。

 

 

 

実はこのアプローチ、時間管理と全く同じなのです。

 

 

時間は唯一、全人類に平等な概念です。人生単位で見ると個体差がありますが、1日の長さは世界共通、24時間です。

 

 

時間管理というのはつまり、

 

 

母数24時間をどのような構成比に振り分けるか。

 

 

と同義です。1カ月も1年も母数が変わるだけで、本質は同じ。

 

さきほどのマーケターに求められるセンスと同じで、管理したい時間をどのような切り口で分けるのか。この「分類」がまず必要になります。

 

 

 

そしてマーケターは大前提として、分析するためのデータを持っていますよね。

 

つまりシェアを分析し、理想に近づけるためには、「実績」が分からないといけません。これが時間管理の落とし穴です。

 

 

時間を管理する=構成比を管理する

 

なのに、そもそもの現状を把握せず、一体何を分析・管理するのでしょうか…?

 

 

 

 

 

そうです、だから私は毎日毎日、自分の時間を測るのです。キリリ

 

 

 

 

…と、止まらなくなるのでこの話は【ヒゲニート流・時間管理術】のログに回しましょう。

 

 

時間管理に適応するのも一例にすぎませんが、シェアという考え方は本当に秀逸で、いろいろな事に応用できますよ。オススメです。

 

 

 

 

打ち手

最後の1つは打ち手です。

 

言葉は何でもいいのですが、要は具体化です。マーケティングの一番好きな所と言っても良いかもしれません。

 

 

 もう一度、ドラッガーの言葉を引用します。

 

 

マーケティングの目的は、販売を不必要にすることだ。」

 

 

 

この言葉の裏には、「事業で利益を生み、持続させる」という大前提が隠れています。

 

 

つまり、マーケティング

 

いろいろと調べたり考えたその先に

 

 

 

具体的な行動をして、結果を出してなんぼ

 

 

 

なのです。

 

これは人生においても、とっても大事です。

 

 

悩みや仕事の解決に前述の2つの視点(GAP・シェア)を用いて

 

 

で、具体的に何するの?どんな結果を目指すの?ということです。

 

 

 

私は、具体化しないアイデアには何の価値もないと思っています。ちょっと偏っているかもしれませんが。

 

 

可視化された課題に対し、実際にどのような有効な打ち手を実行するのか?ここまで考えて初めてマーケティング思考です。

 

 

とにかく、いつ?どうやって?やるとどうなるの?を具体化しましょう。

 

 

 

相談に乗って打ち手に落とし込んだ提案を出来ないなら、それはただの現状共有です。

 

 

特に女性との会話では、あえて提案せず共感だけする事が重要と言われますが(これがあまりに苦手で、営業から本社に飛ばされたという説も…笑)

 

 

 

それは共感力が高い方にお任せして…マーケティング思考は具体的な解決に用いましょう。

 

 

共感して解消するのは、一時的な感情の波を戻す事です。本質的な解決が目的なのであれば、何においても具体的な打ち手がどこかで必要になります。

 

 

 

 

まとめ

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以上、長くなりましたが私なりのマーケティング思考でした。

 

・GAP

・シェア

・打ち手

 

 

 

魔法の質問「何と何の間に、どんなGAPがあるか?」は課題の本質を明らかにしてくれる。

 

切り口・母数・実績を元に割り出すシェアが、あらゆる傾向と実体を可視化してくれる。

 

具体的な打ち手を常に想定する事で、思考がリアルに活きてくる。

 

 

こんな3つの生きる知恵を、私はマーケティングから学びました。

 

 

 

さ~て次回は

 

フィリピンでの3ヵ月で、このマーケティング思考がなぜ大事か?に気付かされたというお話です。

 

 

うふふふふふふ

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