ヒゲニートの近況報告
Hey guys,
どうも、ヒゲニートです。
お久しぶりですね。
最後のログ更新が1/30なので、実に2ヵ月強ぶりの更新です。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
ちゃんと我慢して自宅警備員していますか?
オーストラリアはロックダウンして2週間以上経ち、私のいるVIC州では
3人以上で不要な外出をすると10万円以上の罰金
という、世界各国同様に厳しい規制がかかっております。
とはいえこの1週間で"1日あたり新規感染者数"が急激に下がってきているため、政府の早く厳しい対応は良かった!という論調になりそうな予感が漂ってきております。
日本では、まだまだ街はごった返し、アベノマスクで盛り上がり
「何がテレワークじゃ!人命より満員電車じゃ出勤じゃー!!」
と非人道的な企業も沢山あるとかないとか
ただ恐らく今この駄文を読んで下さっている方々は
日本でテレワークと子育ての両立に奮闘中
今が好機と猛勉強中
というような、真面目な自宅待機組が多いかと思います。
暇を持て余して、気持ちが落ちている方も多いでしょう。
暇すぎて「暇」という字をノートに書き続けたらゲシュタルト崩壊して、遂に自分が何者かも分からなくなった
という方がいると大変なので、まずはこの画像を見て落ち着いて下さい。
うわぁぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!
ゲシュタらなかった方は、暇つぶしにヒゲニートの近況でも覗いて言って下さい。
最後に近況報告的にお伝えしたのは、1月末~2月頭にかけたケアンズ旅行。
日本からわざわざ彼女が来てくれて、とても楽しい時間を過ごしました。
その後、学校に1週間通い、3ヵ月半の語学学校生活が終了。
(学校での勉強は本当に楽しかったので、行けるものならずーっと行き続けたかった…)
そこから1ヵ月は、IPPUDOでかなりシフトを入れて頂いたものの、あまりの仕事の出来なさに苦戦し、バイトしながら英語を伸ばす!という当初の心意気を意識する余裕もなく…夜遅くまで働く生活スタイルに慣れず午前がつぶれる事も多々。
英語の勉強も捗らず、低空飛行な1ヵ月が続いておりました。
今までは基本的に「一生懸命やれば何事もそれなりに出来る」という状況しか経験した事がなかったため、英語も仕事もできないのは、この歳で初めて壁に当たっている感じで本当に良い経験でした。
そんな感じでIPPUDOに苦戦しつつも、徐々に自分なりにスタッフとの英語でのコミュニケーションを楽しめるようになってきたり。meetupでランゲージエクスチェンジ等のイベントに参加し始めたり。
特に英語に関しては、学校が終わり良い学習サイクルが作れていなかった事もあり、とにかくアウトプットの場づくりに絞り始めた矢先…
そう、コロナちゃんです。
当初3月頭に帰国予定でしたが、コロナで親友の結婚式が延期となり一時キャンセル。しかし日本に予定はあったのと、彼女が転職前でまとまって会えるタイミングが最後だったため、3月末にリスケして帰国を試みるも…
他人事ムードだったオーストラリアが一気に感染拡大&迅速な規制強化、あっという間のロックダウンにより、リスケした帰国も再断念。
ワーホリ期間中にやりたい事を改めて整理して逆算したところ、3月末の帰国を1つの区切りに、帰豪後にまたガラッと生活を変え、仕事も新しい所を探そう。と決めていたので、IPPUDOでのバイトは3月末前に終了。
そしてタイミング同じくして、多くの飲食店でバッサバッサとクビを切られていくワホリメーカー達。
結局帰国もできなかったため、ただ最悪なタイミングで仕事を辞めた感じになってしまった。。。ここから仕事を探すのも厳しすぎるぞ。。。
なんて思っていたら、私の働いていたIPPUDOも、自分の最終日から2日後に閉店。
現地人ですらどんどん職を失い、街は店が閉まり人が減り、数週間前にニュースで見ていた欧州諸国のようになっていく
そんな折、最初のホステルで一緒だった日本人の友人が求人を見付けたという事で、便乗する事に
州のロックダウン宣言~街から人が消えるまで、ほんの1週間の出来事。
結果的に見たら、ロックダウンとほぼ同時に最終出勤だったおかげで初動が早く、ほんの数日出ていた求人に上手く引っ掛かる事ができたのです。
IPPUDOの時も…そもそもフィリピン留学もこのワーホリもそうでしたが、ご縁とタイミングには強い引きを持っているらしいですねぇ。
というわけで、ワーホリ半分経過を目前に
コロナで世界中が大パニックになる中、流れに身を任せた結果
私は今…
時給300円でブドウ狩りをしています。
ワーホリ勢なら「あーファームね」となりますが
一応説明を
オーストラリアワーホリ名物とも言える「ファームジョブ」という仕事があります。
簡単に言うと
「指定の職種で一定期間働くと、最大1年のワーホリ期間をもう1年延ばす事ができる」
という仕組があり(今は3年目も取得できます)
その代表格がファームジョブ、即ち農作業なのです。
実はヒゲニートは年齢的にVISA延長の権利自体が既にないのですが、現地人ですら失業に苦しむ状況で英語が話せない自分は、何とか仕事にありつきVIC州北部の田舎で生きながらえておるわけです。
時給300円と書きましたが、実際には歩合制でして。初週の私のお給料をざっくり時給換算した額になります。まさに出稼ぎ労働者。
そしてなんと、雨の日以外は基本無休。なかなかのブラック環境…笑
と初日に説明を受けた時は思ったものの、これがうまく出来ているんですねぇ。
今はコロナの影響で「オーストラリアに残って生活するため」という目的でファームに来る者も多いですが
セカンド(=ワーホリの延長)を目指す者は、やりたくもない肉体労働を最短で指定日数クリアしセカンドを取得したい。
なので、むしろ週2日休みで無駄に何もない田舎で過ごすよりは、連勤で最短滞在日数でセカンド取得したい。と考える者も少なくないのです。
なるほど…
最短でワーホリ延長したいワーホリメーカーと、安く労働力を確保したい農家、そして両者のインセンティブを上手くマッチさせる制度。
移民国家ならでは、上手く考えられた制度だなぁと、ひたすら9時間ブドウを狩りながら感心していました笑
そして日本で安く労働力として酷使されている外国人の事も、思わずにはいられません…
ネパールで少し日本の出稼ぎ労働者の実態を聞いた事もあり、今は無知ですが、いつか日本に働きに来る外国人に何かポジティブな事が出来れば良いなぁ。なんて妄想もしてしまいますね。
その時には、きっとこの永遠と続くブドウ狩りが原体験になるんだろうなぁ
と、長くなりましたが
そんなわけで私は、せっせとブドウを狩りながらオーストラリアに残っております。
無休と言われながら、なぜかイースターで4連休にされてしまい、久々にログ更新しようと思った次第であります。
また仕事が始まると、1日仕事して洗濯シャワー、皆と料理してご飯、夜は英語の勉強。というルーティンになるので不定期更新となりますが
ちょこちょこファームでの生活をお届け出来たらと思います。
特にファームジョブと聞くと、「セカンド取得のため & お金を稼いで貯める所」と認識している方も結構いると思うので
【稼げるファーム】ではない今のブドウファームでの赤裸々な話を、今後ログっていけたらと思います。
というわけで、皆さま三密を避けつつステキな引きこもりイースターを!
※ちなみに「暇」画像の中に1文字だけ違う感じが紛れているので、バチクソ暇な方は探してみて下さい
( ˘ω˘ )<Buy for now