今、小布施がアツい!
Hey, guys.
どうも、すがやんです。
本ブログの初期に何度かログったネパールソーシャルリトリートツアー(通称NSRT)。
私は第一回の運営で参加したのですが(恐らく来年何度か開催します)、その時の参加者の1人が、脱サラし小布施で古民家を運営をしています。
「脱サラして古民家の運営」
完全なるパワーワード。
文字にするとカッコよさがヤバい。
そんなカッコいい仲間に会いに行くため
全員ではないですが、NSRT一期メンバーでその古民家に遊びに行こう!と、この土日で小布施に行って参りました。
という事で、本日はその古民家と小布施のご紹介です。
待て待て、まず読み方が分からん!どこだそれ!
という方も多いと思うので、基本情報からログっていきましょう。
小布施って?
小布施の読み方は「おぶせ」。
長野県の北東に位置する、20㎢弱・人口1万人強のコンパクトな町です。
葛飾北斎をはじめとする歴史的遺産を活かした町づくりをしており、有数の観光地として認知度も高くなりつつあります。
後ほど紹介する古民家のようなザ・昔ながらの日本の家屋が点在しながら、オシャレなカフェや大人気の栗菓子屋があり、葛飾北斎の絵が天井に残るお寺から北斎館まで…
古きと新しき、芸術と田舎の温かさが融合したような、軽井沢とはまた違った魅力を放つ居心地の良い町。それが小布施です。
今回は観光もそこそこに、友人を訪れる旅でした。
という事で、友人が運営する古民家を詳しくログっていきましょう。
古民家“コハチ”
絵に描いたような、まるで磯野家のごとし古民家コハチ。
昔ながらの窓・扉に縁側、木と畳の香り…広さも申し分なく、抜群に居心地の良い空間でした。
友人は3ヶ月前からここに住み込んでおるわけですが、そもそも古民家運営って何やねん?
という方、下記HPをご覧頂きたい↓
うーん…謎が深まった
という皆さま、同感です笑
ざっくり言うとですね
”対話”というコンテンツを用いて、自身や組織を見つめ直す場作りをするOICという集まり。
この人達が、より対話を効果的にする具体的な場として目を付けたのが、この古民家。
対話や研修の場としては勿論の事、ただただ憩いの場や宿泊施設として等、多様な使われ方をしています。
どの使い方でも共通して言えるのは、ここには「心地よさ」と「縁」があります。
ここに来るまでに紡いだ縁を深めるのは勿論のこと、ここで新たな縁に巡り合うことも。
今回の旅では、OICメンバーの方や地元のママさんなんかも集まり、とても楽しい夜を過ごしてステキな縁が出来ました。
こんな素敵な空間で、語りながら飲む地元のワインは最高です。
ちなみにキーワードとなる対話。
これは単に人とおしゃべりするという事ではなく、アプローチとしての対話です。
いくつかの前提と方針の元、発言・傾聴・沈黙を通じて自己開示、他者理解を深めていくアプローチ。私はそう理解しています。
特に発言に対する態度、解釈が非常に秀逸で、個人的には「対話ってすげぇ」と感じた一番のポイントです。
百聞は一見にしかず。詳しく気になる方は、ぜひご自身で体験してみて下さい。
リトリートを企画するもよし、会社の研修で使うもよし、旅行がてら訪れるもよし。
先ほどのHPから、お気軽にお問い合わせ下さい。
偏った小布施の見どころ
古民家コハチを紹介して満足なのですが、せっかくなので小布施という町も紹介します。
実際に足を運んで写真を撮り忘れなかった所だけ紹介しますので、超偏った見どころです。悪しからず笑
小布施堂
まずは北斎館と並んで最も小布施を象徴するスポット。小布施の名産品である栗を使ったお菓子で有名なお店。
過去に何度もTVで紹介されている事もあり、その人気は有名ラーメン店も青ざめるレベル。
ここの名物が「朱雀」という、栗の素麺でふんだんに覆った贅沢なシリーズ。
友人談によると、朝8:00から朱雀の整理券配布が始まりますが、6:00から並んで3桁台なんて事も…
それほど人気なお店、小布施に来られた際はマストで訪れたいスポットです。
ちなみにお土産は普通に買えるので、フラッと入って問題なしです。
小布施の二大温泉
小布施を代表する温泉が、2つ横並びで存在します。
「あけびの湯」と「穴観音の湯」
どちらも小高い登り坂の上に立つ、高い建物。
今回は、穴観音の湯に行きました。
これには理由があり、とにかくここの食事が美味い!温泉飯のレベルをゆうに超えたクオリティなのです。
温泉自体は、入った瞬間に漂う硫黄の香り、露天風呂からは町が見渡せる…田舎な小布施駅からは想像も出来ない、しっかりとした温泉です。
そして噂の食堂。
実は温泉の受付フロアから1階上がったテナントで、完全に別経営をしている食堂。
別経営と聞いて納得の、充実したメニューと期待を裏切らない味を誇ります。
なんとそこの女将さんが、前述の古民家に遊びに来て下さり、いろいろとお話を伺いました。
小さな町だからこそ、こんな不思議でステキな縁があるんですねぇ。
肝心の料理はというと
私はカレーを注文。何種かのトマトが良く馴染み、フルーティで深い味わいを醸します。スプーンが止まらない…!
コック殺しの異名を持つ私が撮影したので、実物はもっと美味そうです
大阪に行ったら必ずコロンビア8に行きたいカレー好きな私ですが、ここのカレーは店出してやったらいいのに、と思うクオリティでした。
土鍋味噌ラーメンたけさん
続いてはラーメン屋。
田舎町には似合わない、なにやらオシャレな佇まいのラーメン屋。
土鍋×味噌×ラーメンという斬新な組み合わせで、こってり好きも大満足のボリュームと味でした。
私が注文したのは定番の「土鍋味噌豚骨こってり」。太めの麺がスープによく絡み、箸を止めさせてくれません。
ちなみにこのお店の凄いところ。
なんとヴィーガンメニューがあるんです!
更に土鍋なので、各ラーメンを食べ終わった後に〆の雑炊が食べられる!
客の心をよく考えた、この気遣い!他のラーメン屋さんにもぜひ参考にして頂きたいところです。
特にヴィーガン対応のラーメンは、観光地では当たる気しかしないですね。
さぁ、以上で小布施の紹介は終わりです。
食べ物しかないですね。
そして最後にご欄頂きたいのが、こちらの写真。
分かりますか?
某コンビニのコーヒーマシンです。
レジには私たちしかいませんでした。
せっかくコップ買って、ちゃんと淹れたのに
持ってくの忘れちゃったんですね。
自分で買って淹れたコーヒーすら忘れてしまう。
それほど心の余裕とゆとりがある、小布施民。
小布施の居心地の良さとゆったりとした雰囲気が象徴される、スーパーおっちょこ事件ですね。
これがもし東京だったら…
次の人が残されたコーヒーに気付いて、指つーんつんッしてSNSに動画アップしてますよ、間違いなく。
いやぁ、小布施。
本当に良い所だわ。
( ˘ω˘ )< Buy for now