ヒゲニートのギリホリ奮闘記

ヒゲニートのギリホリ奮闘記

30歳が突然脱サラしてヒゲニートになり、年齢ギリギリでワーホリに挑戦するログ

【非科学的考察Vol.1】記憶力×好き

Hey, guys.
どうも、すがやんです。

 

 

とりあえずシリーズ作ってみようと、前回宣言した非科学的考察。

 

 

簡単に言うと

 

 

細かく調べないけど

 

自分の実感や体験からくる納得性と、持ってる知識から物事を推察してみよう。

 

 

 

というシリーズです。

いやいやそりゃ違うだろ!て賛否両論な内容の方が、個人的には面白いなぁ。と思っています。

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、記念すべき第1回目は

 

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タイトルからご想像の通り

 

好きなモノゴトの方が、記憶に残るよね?

 

という話です。

 

 

 

よく言われる話

 

よく言われる話で、忘却曲線ってありますよね。

 

ざっくり言うと

 

 

 

・記憶はずっと一定の割合で無くならず、1日でギューン!て一気に忘れて、そこからの忘れ具合はなだらかだよ

 

・一気に忘却する前にもう一度思い出すと、次の1日でのギューン!率はかなり軽減されるよ

 

・短期間で何度か記憶させるサイクルを作り、定着させればそうそう忘れないよ

 

 

て感じです。

これはよく学習方法なんかにも使われる有名な話ですよね。

 

英単語覚えるのも、ずーっと単語帳やるよりも昨日覚えた単語は必ず翌週復習して、新しい単語を毎日覚えつつ、3回目の復習は3日後に…

 

みたいな。日数は適当ですが短期で思い出す作業をしましょう、と。

 

 

 

 

これね、理屈でも実感でも納得なのですが。

 

 

記憶力皆無マン代表としては、

 

 

 

記憶する時の状態

 

 

 

による変化率の方が、大きいんじゃないかと思うんです。

 

 

 

どういう事かというと

 

① 興味ない本の内容を、忘却曲線的に最適なタイミングで何度か復習

 

② ながら読みでも超熱中した本を、一回読んで読みっぱなし

 

 

この2パターンで、例えば1か月後に本の内容思い出して―とかやると、自分の場合は②の方がちゃんと覚えてるんじゃないかと。

 

 

 

そんなん当たり前だろ!忘却曲線はそもそもちゃんと記憶した場合の話や!

 

 

と言われるかもしれないですが、ではそもそもの記憶に最適な状態ってどん感じなのでしょう?これが明確に言語化された情報ってあまり聞かないですね。

 

 

 

「集中できている時」

 

とかよく言われるけど、集中具合をどうやって自分で測るのか。そもそも記憶しながら「今の自分の集中具合は…」とか考えてたら、それもう集中できてない…

 

 

これは難しそうな話なので、一旦私のお話をします。

 

 

 

 

自身の体験

このテーマを書こうと思ったのにはキッカケがありまして。

 

 

フィリピンで沢山の日本人大学生に出逢い、自分の学生時代を振り返ってみたのですが…

 

 

 

大学生活の記憶が全然ない!

 

 

 

特に学習面です。毎日講義は受けていたはずですが、どんな授業を受けていたかすら全く覚えていない。

 

 

 おかしいぞ、それなりに真面目にやっていなかったか…

 

 

 

 

本当に親不孝だな、とは思いますが…

 

「大学生活で今に活きている事は?」

 

と聞かれても、1つも答えられません…どんな勉強していたの?と新しく出逢った方には聞かれたりしますが、「勉強してませんでした(苦笑」と答えるしかない。。。

 

 

テスト勉強なんかもしたので、それなりに記憶定着も図っていたはずなのですが、不思議と全く記憶にないのです。

 

 

 

一方、暇な時間に読書した本の内容や、酔っぱらってネットカフェで読んだマンガの内容など…一度も復習していなくても、バッチリ覚えていたりします。

 

 

 

特にマンガに関しては、タイトルを思い出したり単行本を見付けたりすると、バーーーーっと記憶が蘇ります。

 

 

 

一部学校の授業とテスト勉強はかなり集中してやっていたつもりです。それでも感覚では、マンガや読書と記憶の定着に圧倒的な差がある。

 

しかもマンガは立ち読みだったりネットカフェ、何なら酔ってたりしますからね。

 

 

 

 

これは俗に言う

 

静かで他に阻害要因がない、集中できる環境

 

が重要なのではなく、インプット対象にどれだけ熱中しているか、どれだけ好きか…環境よりも態度の方が重要なのではないか?

 

 

そんな風に思ってしまいます。

 

 

 

 

記憶力×好き

冒頭で「記憶する時の状態」が大事では?

 

と述べ、自身の体験を振り返ると、要はインプット対象に対する態度の問題かもしれない…と。

 

 

ただ「これが記憶しやすい状態だ!」言語化する事と、それに再現性を持たせ記憶力向上を図るのは、至難の業に見えます。。。

 

 

しかし1つだけ納得している事は

 

好きなコトは記憶に定着しやすい

 

 

 

これは恐らく、かなりの人に当てはまると思います。

 

態度=すなわち脳や感情の状態は言語化できないけれど、「記憶×好き」の組み合わせは、記憶定着の条件を満たしやすい。

 

と言えるのではないでしょうか。

 

 

 

一方で、嫌な記憶も定着しやすいですよね。例えばトラウマ。

 

でも自分の場合はトラウマがなくて、嫌な記憶もすぐに無くなってしまいます。

 

 

 

自分の「好き=記憶しやすい」という実感と、嫌な記憶が定着する人の共通点を考えると…

 

 

恐らく、記憶の引き出し頻度ではないでしょうか?

 

 

好きな事って、やっぱり好きなのでその事ばかり考えてしまうんですよね。

 

またマンガで恐縮ですが、シャワーを浴びていたり歩いていたり…私は気付くといつも「あのマンガは今までこんな流れだったから…」とか「あいつは次で敵になりそうだな…」とか

 

 

気付くとマンガの事ばかり考えてます。

 

 

嫌な事も同様で、何かあるたびに「またあの時みたいになったら…」と、たびたび思い出す。

 

忘却曲線に倣って意図的に定着を図るわけでなくとも、無意識に記憶を何度も引き出して、定着しているのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

まとめ

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この本質は、下記の人間の性質によるものと考えます。

 

 

人は何かやりながら別の事を考えていたりするもの。

 

脳は死ぬまでの間、とんでもない量の思考・判断をしています。

 

 

 

つまり

 

行動は自分でコントロールできても、感情なども含めた脳内の情報処理はコントロールが難しい。

 

 

忘却曲線に合わせて復習しよう!というのは、あくまで行動ベースの話。インプットないしその後の脳内の情報処理が、定着させようとする行動と一貫性があるかは別問題です。

 

 

もし、意図的に記憶の定着を図りたい事があるならば

 

・熱中するほど好きなコト

・ついつい、気付くとその事ばかり考えてしまうコト

 

 

これが、記憶定着の鉄板条件ではないかと思うのです。

 

 

 

 

復習方法を工夫して嫌な事を一生懸命覚えるよりは

 

いかにしてその事にハマるか

 

これこそが、記憶を定着させる最重要ポイントでは!?

 

 

 

 

…と、なんだか「当たり前じゃん」というような話になってしまいましたが

 

 

よく分からないけど何となく考えている事を言語化するのって、難しく楽しいですね。もっと賛否両論・定説もあやふや…なトピック探して、またログれたらと思います。

 

 

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