ヒゲニートのギリホリ奮闘記

ヒゲニートのギリホリ奮闘記

30歳が突然脱サラしてヒゲニートになり、年齢ギリギリでワーホリに挑戦するログ

爆速英語上達術_フィリピン②

Hey, guys! I'm Sugayan.

どうも、すがやんです。

 

 

 

参院選、終わりましたね。

Twitter等を見ているといろいろと思う事はありますが…

 

 

 

 

若者たちよ

令和発表時の渋谷のノリで選挙行けよ。

 

 

 

 

 

と、自分は住民票が日本にないくせに毒づいてみました…

 

 

さて、今回はフィリピン留学に来て1か月半での英語力の向上具合と、英語力ってこうしたら上がるんか!という発見についてログってみたいと思います。

 

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ヒゲニートの英語スペック

 

まず本題の前に、私の英語スペックから説明しましょう。

 

受験勉強を真面目にしたので、恐らく読み書き系の基礎は出来ている。ので、最低限の語彙・文法については学ぶというより思い出す感じ。そして出国前の3カ月間勉強していたので、語彙力は受験期位まで戻り、耳も少し慣れた感じ。ただそれでもスピーキング・リスニングは全くおぼつかず、コミュニケーションについては壊滅的。

 

 

もう少し具体例を挙げると

 

・基本的にCAの話は数回聞いて、結局聞こえた「ポーク」と「コーヒー」しか回答できない(笑)

 

・「I want + 名詞/指さし」、感嘆詞、ボディランゲージが基本装備

 

・出国前にyoutubeの子供向け英語番組で勉強を試みるも、字幕アリでも分からず挫折

 

 

 

こんな状態で生徒としての1カ月をスタートしました。自分の周りと比較しても、英語はできない方なので、「自信ないよ!」という方に読んでほしい。

 

 

うーん、でもどうせフィリピン行く位だから、なんだかんだ英語できるんじゃないの?自分と比較してどうなのか分からないよ。

 

という方向けに、分かりやすくドラゴンボールで私の英語力を例えてみます。

 

 

 

ズバリ、私の英語力をドラゴンボールで例えるなら

 

 

 

 

 

 

ヤムチャ

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初期(=受験期)は、「お、結構できるんじゃね?」という感じで、狼牙風風拳(=基本的な語彙とリーディング)という武器で受験では頭角を現すも…あれよあれよと相対的に下の方に。

 

大学という新ステージでは、英語力の高い学生(天津飯)や、気付いたら追い抜かれた努力型(クリリン)に加え、帰国子女(ピッコロ大魔王)と…更には日本語ペラな外国人(ラディッツ・ナッパ)には全く歯が立たず、なめてかかった年下(サイバイマン)にもコテンパンにされる始末。

 

 

 

ええ、そんな感じです。

 

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そのヤムチャが1ヵ月の生徒+半月のインターン生活で気付いた、加速度的に英語力を伸ばす“英語ver.精神と時の部屋”的な爆速英語上達術について、ご紹介していきます。

 

 

 

前置き長めですが、もう少し補足。

 

まず前提として、フィリピンで1ヵ月半経過も依然として私の英語力は高くありません。ここ要注意。英語できるようになった人が勉強法を教える類のものではないので。

 

前述の英語での会話が壊滅的なレベルから、1か月半で「フィリピンなら暮らしていける!」というレベルまで伸びました。ただ基本は日本の親子たちと共同生活、インターン業務はPCメインでほぼ日本語喋ってる。

という状況なので、ガッツリ英語の勉強だけする方は、フィリピンで1か月半あればかなり英語力伸びると思います。英語漬けとは程遠い環境の自分でも、かなり伸びた感覚があるので。

 

 

また英語力と一口に言っても、どのようなスキルか、英語を使って何をしたいか?で見え方もかなり変わってくるはず。本ログに関して言えば「英語でのコミュニケーション能力」に特化しています。これがまたフィリピン以外の国では全く通用しない可能性もありますが…急成長を実感している事は確かなので、英語初心者の方、英語でコミュニケーション取りたい!という方のご参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

STEP1:慣れと語彙

 

まず1週間で感じたのがコレ。最低限の語彙、目と耳の慣れがあると伸びが大きく異なると感じました。

 

 

私は大学受験時に必死に勉強したのと、フィリピン前の3カ月ほぼ毎日英語を聴いていました。これがなければ、授業の吸収率・理解率がかなり下がってただろうなぁ…と感じたので、やはり最低限の基礎があった方が学習は捗ると思います。

 

個人的な感覚では、

・高校の教科書レベルの語彙

・英語字幕見ながら聴いて、単語が追いつけるレベル

 

があればグンと伸びる下地は十分かと思います。ここで重要なのは、「字幕見ながら聴いて内容を理解できるではないという事。 私は3カ月耳を慣らしたものの、元々リスニングが苦手なため、字幕と同じ単語を喋っている事が分かる。というレベルでした。

 

それでも、分からない単語を調べて、意味が分かったうえで聴くと英語を聴きとれている気がしてきます。この“気がする”を続けるのが、“英語に慣れる”という事かな、と個人的には思います。

 

 まずは高校レベルの語彙習得と、英語を耳に慣らす事から始めましょう。

 

 

 

STEP2:喋れなくても伝える

 

個人的には、これが最も重要。成長を爆速化させるポイントです。英語ができない段階でどれだけ行えるかが分水嶺。「喋れなくても伝える」とは具体的にどういう事か?

 

実体験を交え、ログっていきますよ。

フィリピンでの生徒1週目は、とにかくもどかしかった…

 

 

先生「英語ペラペラペラ」

私「お、おっけー…んー…」

 

 

先生「I mean ...」

私「オケ!オケ!ウェイト!」

 

 

先生「It's OK! It's OK!」

私「アイ…アイ…ウ、ウェイト!…」

 

 

先生「OK! It's OK!」 

私「アイ…シンク…アイ…アイ…」

 

 

 

私「ソウ…アイ…アイ…」

 

 

 

 

 

 

 

わしゃアイアイか!!

 

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という位、「アイ」を連呼。でもそれには理由があるんです。

 

 

事前に耳を慣らしてきた事と先生がゆ~っくり話してくれるおかげで、なんとなく何を言われているかは理解できる。言いたい事は頭に中にあるのに、英語での言い方が分からない…!

 

恐らく誰もが経験するフェーズかと。そしてここでの姿勢が、今回のメインポイント。ずばり

 

 

話す事を止めるな!

とにかく伝わるまで諦めない!

 

 

この姿勢のおかげで、2週目から自分でも分かるくらい、会話が出来るようになりました。とにかく「アイ シンク」「ウェイト」で話す意思表示をして、先生には待ってもらう。知っている単語、ボディランゲージ、時には絵を描いて…とにかく伝える努力をする事で、先生が「あ、もしかしてコレ言いたいの!?」と気付いてくれる。

 

「そうそう、それぇ!!!」

 

とその場でなった単語は、記憶への定着率も高い。このスタンスのせいで1週目は、私の「アイアイ」タイムと先生が貧乏ゆすりしながらの「It’s OK」により、ほぼ全ての授業時間オーバーで先生には迷惑かけましたが…

 

 

 

分からないから黙る

 

のではなく

 

 

自分の全てのリソース(英語力だけではない!)を使って伝わるまで諦めないし、会話の主導権を離さない!

 

 

これにより、脳から口耳、体の隅々まで一気に英語に慣れていくと思います。

 

 

 

STEP3:楽しむ、好きになる

 

そもそもSTEP2のような、ある意味超自己中な姿勢で授業に臨めたのは、それだけ伝えたい気持ちが強いから。そのためには根底に「相手ともっと話したい」という気持ちが必要です。

 

その気持ちがどこから来るかというと、やっぱり楽しむ気持ちですよね。幸いここDETiの先生は日本人とのコミュニケーションがめちゃくちゃ上手い!し、フィリピン人はみんな陽気で超親切なので、英語が分からなくてもとりあえず笑っているだけで楽しい(笑)

 

相手の顔と名前を覚え、笑い合う時間を過ごすうちに、「もっとちゃんと会話したい!」という気持ちがどんどん強まる。勉強法云々の前に、今の環境を楽しむ。相手の事を好きになる。人としては当たり前だけど、“勉強”になった途端に忘れがちなこの姿勢。手法を探すより、よっぽど本質的で実利的な学習方針ではないでしょうか。

 

 

 

STEP4:英語で教える

 

STEP2と3で、とにかく楽しみ、伝わるまで「アイアイ」攻撃!を繰り返した結果、1カ月で先生と意思疎通が出来るようになりました。ぶっちゃけThisと指さしだけでも生きていけるので(実際にそういう日本人と仲良くなりました)、「聴く」「発する」に慣れさえすれば、後は成長の生産性をいかに高めるかです。

 

 

2ヵ月目からインターン活動が始まり、授業がない分どうしても英語に接する時間が減ってしまい、伸長率の鈍化に悩んでいました…

 

 

が、

 

 

「これ英語力めっちゃ上がるやん!」という体験をしました。

 

それは、“英語で教える”という事です。人に教える事が一番学びになるとは良く言いますが、これはマジだと超実感しました。

 

私の場合は、ざ~っくりP/L(損益計算書)の考え方を、現地スタッフと大学生に英語でレクチャーする機会がありました。これが本当に難しい!専門用語なんて当然分からないし、そもそも意見や感情でなく、モノゴトの概念の説明が難しい。

 

英語で何かを教えようとすると、頭フル回転で終わった後にめちゃくちゃ疲れます。そしてそれを理解してもらわないと仕事が進まないという状況。これは英語力上がりますよね。

 

 

ただ気を付けるべきは、自分が好きな事・得意な事を教えるという事。伝えたい意欲や、そもそもの知識が乏しければ当然英語で伝える事は困難です。「好き・得意・理解してもらわざるを得ない」というセットアップを作る事ができれば、英語力は格段に伸ばせると思います。

 

 

 

番外編:正しい発音をマスターする

 

ここまで、私なりに1ヵ月半で感じた英語学習の生産性UPなポイントを説明してみました。ただし、まだまだ相手に合わせ上手な先生たちと会話できるレベル。

 

そこで英語ペラな学生たちにいろいろと相談してピンときたアドバイスがこちら。

 

 

正しい発音のマスター

 

 

なぜなら、我々は発音できない音を言語として理解できないから。

 

うーんたしかに…!

特に私の苦手なリスニング力を高めるためには、まずは正しく聞き取るための“正しい発音”をマスターする必要があるという事。そのために、明日から日々のシャドーウィング頑張ります!!

 

 

 

 

いかがでしたか?ヒゲニートなりの英語学習術。

・慣れと語彙

・喋れなくても伝える

・楽しむ、好きになる

・英語で教える

・正しい発音

 

 

 

英語堪能な方からは「いやいや!」「おいおい全然ちげーよ!」というご意見もあろうかと思うので、その際にはぜひコメント下され。

 

 

個人的には、仕事・学習において

 

・腑に落ちているか

・自分に合っているか

・能動的に再現できるか

 

が非常に重要だと思っています。言ってしまえばプラシーボ要素かもしれませんが。そういう意味では、話せなくても伝える!楽しむ!てのはプラシーボ強めな気がしますし笑 正しい発音マスターも、理に適って気に入った考え方です。

 

まずは自分が「これや!」と思う方法で残り1ヶ月半頑張ってみて、また結果をご報告できればと思います。

 

 

長くなってしまいましたが…来週は2ログ更新したい!頑張れヒゲニート

 

 

では、達者!( ˘ω˘ )スヤァ