ギリホリ紀行 第13話 〝ここが変だよな日本人…〟
Hey, guys.
どうも、すがやんです。
本日はギリホリ紀行の更新です。
毎日ブログを更新しているヒゲニートは暇なのか？勉強はしているのか？
パツパツの予定を立てている割に、堕落していたヒゲニートの1日。
自分に喝を入れて生産性の向上を図りつつ、過ごし方の見直しをしたのであった。
さて、今回の第13話は…
学校の生徒やハウスメイトとも話す機会が増え、来た直後よりパーソナリティやお国柄が少し見えてきた。
いろいろな人種の人たちと話すと、「あーやっぱりか」と思う事がある。
それは
日本ってかなり特殊
という事。
良し悪しは個人の価値観になってくるが、少なくとも「唯一無二」感は結構感じる事がある。
個人的に思う、一番大きな要因は
これだけ栄えて独自の文化も発達しているのに、国土の小さな“島国”だという事。
やはり大陸続きで近くの国や、言語が同じ国とは、似たような文化があったりパーソナリティも似てきたり。
日本独自の文化や価値観、食べ物から観光地まで…上げたらキリがないが
Japanブランド
は確かに感じる。
ザ・独自性。国民性と矛盾するようで面白い。
いろいろ話していると
安全面・衛生面・経済面の三拍子をここまで揃えている国は、他にないんだなぁ。
と、しみじみ感じる。
ただそれと引き換えに、社会性と精神的豊かさを失っている感も否めない。
ただぶっちゃけ後者は性格に拠るところも大きいし、日本でも都会と田舎でかなり異なるので…
ラテン系のノリ・性格で日本の田舎に住んでる奴、最強説
が、今自分の中に浮かんでいる笑
ともあれ、書き出すとキリがないのだが
良かれ悪かれ、日本はダントツの独自性を誇っているのは間違いない。
そんな中、英語の学習面で
「え、日本人だけ明らか周りと違くない!?」
という点を、今回はサラっとログっておく。
これはお察しな感じなので、先に結論
日本人は…
・圧倒的に文法が得意で
・圧倒的に聞けない話せない
ヒゲニートの主観と、数名の日本人から禿同(これ知っている人もういないかな…)を得たので
恐らく思い当たる節がある人も、沢山いるのではと思う。
日本の義務教育を考えれば、こうなるのは誰の目にも明らか。
英語できない―という日本人なら、この自負があるのではないか。
なので、こっちに来て
自身のリスニング・スピーキングのレベルの低さについては、特段の驚きを感じなかったし、別に落胆もしていない。
まぁ、そうだろうな…という感じ。
驚いたのは他国の生徒…
というか自分以外の全員に共通している事。それは
文法レベルと、聞く・話す能力のGAP
である。
即ち
文法は習得率と理解力が低くても、大体何言っているか理解しているし、知っている単語の範囲内でとめどなく話す事ができる
という事だ。
これ何が驚いたって、アジアはどこも日本みたいな感じかなーと思いきや、(ヒゲニートのクラスの場合)自分以外の全員に当てはまるのだ！
当然人によってレベルは違うし、特にスピーキングは個人差が大きい。
しかしながら、個人間の
座学⇔コミュニケーション
のGAPが著しく大きいのだ
否、
どう見てもマイノリティなのは
日本人であるヒゲニートだ。
恐らくバランスがおかしいのは、日本人である。
という事で、そんなマイノリティが独断と偏見で書く
語学学校あるある
・「なんで分からないの？」という文法上のつまずき
・習った文法を複数駆使した応用が苦手
・意外と語彙力がない人も多い
・なのに喋ってる事はほぼ理解している
・自分の語彙の範囲内で流暢に話す
・喋れない奴の気持ちが分からない
・ので、考えながら話すと誰も待ってくれない笑
・止まっていると思って、先生も待ってくれない笑
・クラス中が爆笑しているが全く分からない
・こいつなんでこのクラスいるんだってレベルの奴も爆笑している
・皆が一斉に何かを解き始めたが、何を指示されたか分からない
・見かねて隣の奴がこっそり教えてくれる
・やる事が理解できれば、サクサク進む
・が、今度は隣の奴がめっちゃ聞いてくる
総じて言うと、日本人から見た感想は
なんでその文法力・語彙力で
そんなにコミュニケーションとれるの!?
という事だ。
特に驚いたのが、知らない単語があって隣に聞くと、そいつも知らない事がかなりある。
つまり
ペラペラ喋っている(ように見える)彼らは、我々が思っている以上に語彙力がなく、文法も理解していないのだ。
逆説的に考えるなら
日本の感覚でゴリゴリの座学が出来なくても
暮らすうえで必要なコミュニケーションはとれるようになる
のではないか？
ただ1つ注意が必要なのは、母国語と英語の近似性や発音だ。
いろいろな側面で、日本語は英語から非常に遠い位置にある言語。という話もあるので、元来日本人は英語の聞き取り・発音が苦手なのかもしれない。
英語を学ぶ目的にもよるが、座学でなく“使う英語”をそこそこで良いから身に付けたいのなら
頭で理解するよりも、聴く・話すを身体に染み込ませた方が効果ありそう
というのが、あくまで今の自分に対する結論だ。
先生の面白いボケや休み時間の会話は、現状半分も理解できていないので…
感覚的には頭より身体を英語化して、学校を卒業する頃にはにローカルの仕事をGETできるようになりたいなぁ
〆の雑談
前回の第12話で、「英語の勉強にもっと工夫が必要そうだ」と書きました。
1つは今回のログで感じた、彼らのような
「限られた語彙力・文法力でも、分かる範囲で自然にコミュニケーションをとれる状態」
は1つ学びになるな、と感じています。
良く考えると、日本の英語の勉強って
いかに語彙力を高めるか？
いかに文法を完璧にするか？
など、足りない事を埋めていく事にフォーカスしています。
しかし
既にある知識をどう活かすか
は、なかなか鍛える機会がない。
本来、高校レベルの語彙力と文法力があれば、言い換え・質問で日常生活レベルの英語コミュニケーションはできるはずでは？
と今は思っています。
今後は授業でしっかり勉強しつつ
いかに、今の英語レベルでのコミュニケーションを最大化するか？
をテーマに頑張ってみようと思います。
to be continued..._φ(･_･
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