フィリピンで気付いたマーケティング思考②
Hey, guys.
どうも、すがやんです。
前回、マーケティング部で学んだ考え方・知識が人生に役立つ!というお話をログりました。
今回は、フィリピン留学を最高のものにしてくれた、マーケティング思考とは…?というお話
やはり海外で暮らすのは、楽しいだけでなく学びが多いです。
さっそくログっていきましょう。
英語以外を学べた理由
フィリピンでいろいろな気付きを得られたのは、私がお世話になった学校の環境が大きいです。
お世話になったのは、DETiという語学学校。
セブやマニラではなく、ネグロス島という日本人にはあまり馴染みのない島。
ネグロス島といえば中心街の「ドゥマゲッティ」。そこから更にバスで1時間弱の田舎にDETiはあります。
フィリピンの語学学校では珍しい、リアルビーチフロントの学校。
体験を通した学びに重きを置いております。語学よりも、英語学習を通して“生きるうえで大切な事”を学べる。
そんな特徴から、お客様のほとんどが親子留学。
実はググってもなかなか出てこない学校なのですが…既に来年夏の予約がかなり埋まっています。
この時代に広告費用をほぼかけずリピーターと口コミでキャンセル待ち続出という、かなり凄い語学学校です。
これを成しえているのは、オーナーご夫婦 TさんとHさんの存在あってこそ。
お二人とも私と同じ30代ながら、日本でNGOの運営とそれに伴うインドでの活動、DETiの運営に、数年前からDETiの敷地内でNGOも活動開始…
と、非常に多岐にわたってご活躍されています。更になんと、まだ1歳にも満たない赤ちゃんの子育てをしながら!
マルチに活躍を地で行くすごいご夫婦!
…DETiの宣伝みたいになりましたが。
何が言いたいかというと
そんなすごいお二人から毎日学べる環境
があったという事です。
実は私の前職最後の部署名が「戦略立案部」。こんなお二人が目の前にいて…戦略立案の血が騒がずにはいられません。
幸いにも
・社会人インターンが珍しい
・仕組やルール作りが得意
・Excelが得意
という事から、ほぼスタッフとして過ごす事ができました。
ただの生徒&インターンでは得られなかった機会・学びを本当に多く頂きました。
お二人から学んだ事や気付いた事は、本ログのテーマから逸れるのと、書き始めると止まらないので…いつか別のログで。(いつもこればっかり)
ここでは書ききれないほど、良い経験をさせて頂いたフィリピン3ヵ月。
ただ、これは「社会人インターン」という肩書だけで得られた状況ではありません。
ここまで良い滞在になったのには、自分なりに理由があります。
それは
いち早くGAPを見つけ
打ち手を提案し
自身の立ち位置を確立した
ことです。
突然なんのこっちゃ?でしょうが…
ご夫婦からは、ビジネス的にはもちろん人間的にも学ぶ所だらけで、私にはない事だらけでした。
ただ
彼らにはなく私が持っている視点・コトもある。
学校とNGOを観察してみて
大企業で当たり前だけど、実はすごい事が沢山あった!
という事に気付きます。
大小に関わらず、組織で何かをやるという事は、複数名の人間が協働するという事。この本質は変わりません。
前職で何度も頭を抱え向き合った課題は、学校・NGOの課題にも大いに適応できるものでした。
前回「GAP」というお話をしましたが、まさに大企業と小さい組織とのGAPを発見する毎日でした。GAPには良いも悪いもありません、そこに意味付けをするのは自分次第。
さぁ、ここからは、マーケティング部で何度もしてきた事。
0から課題やチャンスを抽出して、具体的な打ち手と数字を考えろ!
「GAP」に加え、これも前回触れた「打ち手」です。
この思考に慣れていたため、課題の可視化はすぐに出来ました。
そのうえで、前述のように私には仕組作り・Excelという得意分野がある。
全日本人スタッフに集まってもらい、課題の可視化・ヒゲニートの出来る事・具体案とスケジュールを提案させて頂きました。
これ、まさにマーケティングと同じなのです。
最近の女性には自称敏感肌が増えている
(学校の組織拡大・NGOの体制的に、仕組みや情報インフラが必要になり始めている)
市場データとしては浮き彫りになっているが、競合がその需要にマッチする商品を出せていない
(経営・スタッフも課題認識しているが、手を打てていない)
自社の資産を生かし、自称敏感肌にターゲットを絞った商品発売・広告宣伝を仕掛ける
(自分の得意分野をぶつけ、解決策を提案する)
市場ニーズと自社の強みでGAPをマッチさせた事により、その市場での地位を確立
(インターンながら半スタッフとして踏み込んだ内容に関われる位置を確立)
みたいな。化粧品に例えてみました笑
そして何より、この提案をインターン初日にした事が大きいと考えます。
ほぼスタッフで、システム的な部分が得意な奴
と早期に認識してもらえた事で、機会が広がりました。
スタッフMTGへの参加や、ぶっちゃけ話の飲み会、学校に視察に来られた数々の凄い方ともお話させて頂いたり…
もちろん、大企業出身の30歳という事もありますが
私の能動的な動きがなければ、ここまで沢山の機会・学びには辿り着けなかったと、今では思います。
まとめ
前述のように、ステキなご夫婦が経営するすんごい語学学校DETi。お役に立ちたい & いろいろ吸収したい…と思い動いてみた
振り返ると本質は、マーケティングと同じでした。
いち早くGAPを見つけ
打ち手を提案し
自身の立ち位置を確立
これは、ビジネスをするうえでも、組織の中で活躍するためにも、個人で仕事を獲得する事にも、様々なシーンで活用できるでしょう。
私も、はじめからこんな事を考え、狙って行動していたわけではありません。
後から振り返り、マーケティング思考にあてはめてみると、まんまマーケティングやんと思った次第です。
せっかくなのでオーストラリアでも、このマーケティング思考を活かして、何かビジネス的な面白い活動も出来たらなぁと思っています。
ちなみに本ログでは触れていませんが、DETiは本当にオススメです。
何度も触れているご夫婦だけでなく、それに応える環境と先生たちが揃っています。
親子留学をご検討の方は、ぜひHPやFBを覗いてみて下さい。
《HP》
《FB》
以上、フィリピンで気付いた
マーケティング思考でチャンスを自ら広げられるやん!
というお話でした。
さ~て次回は
特にNGOのオーナーTさんからは、ビジネス面で学ぶ事が沢山。その学びを最大化できた理由とは?
マーケティング思考を持っていると、こんな事にも気付けるんだね!
というお話です。
うふふふふふふ