ヒゲニートのギリホリ奮闘記

ヒゲニートのギリホリ奮闘記

30歳が突然脱サラしてヒゲニートになり、年齢ギリギリでワーホリに挑戦するログ

ヒゲニートへの道 p.22

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彼女と頻繁にある

 

「違い」により生じる問題が

 

 

 

言わなければ分からない

 

VS

 

言わなくても分かってよ

 

 

 

戦争である

 

 

 

 

 

これは恐らく、多くの男女が頷く内容ではないだろうか

 

 

 

 

私は

 

自分でもコロコロ考えや感情が変わるし

 

本当の気持ちや、押し殺している解釈に気付けない事が沢山ある

 

 

 

それなのに、まして他人の心ともなれば

 

そんなもの分かるわけがない

 

 

 

というのが前提の考え方だ

 

 

 

 

 

典型的な

 

「言わなければ分からない」

 

派である

 

 

 

 

 

 

だが、多くの女性は異なる意見を持っているかもしれない

 

 

 

女性同士の会話では、とにかく「共感」が大切

 

 

だから

 

 

まずは共感してほしい

 

事実や結果、解決策でなく

 

 

感情にフォーカスし、そこへの共感

 

 

自身が抱く感情を理解してほしい

 

 

こういう欲求を強く持っている

 

 

 

 

 

少なくとも、私は彼女に対し

 

そういう人間だと、捉えている

 

 

 

 

文字にすれば明確だが

 

当然この価値観の違いは、ネガティブに働く

 

 

 

 

最たるが

 

 

 

私が怒らせてしまい

 

 

素直に悪いと思い、謝まる

 

 

しかし、よくよく話していくと

 

 

そもそも怒った理由だと私が思っていたことが、違っていた

 

 

 

こうなると、「やっぱり全然分かってないじゃん」

 

 

となる

 

 

 

 

 

しかし、これを何度も繰り返すだけでは芸がない

 

 

お互い、どうしたら解決できるか?

 

と何度も向き合う過程で、新たな学びや関係性の築き方が見えてくる

 

 

 

 

何度も何度も

 

この価値観の違いで軋轢を生んだが

 

 

 

お互い、ただ怒ったり謝るだけでなく

 

 

どうしてこうなったか?

 

どうしてそういう感情になったか?

 

何が分かっていなかったか?

 

何が伝わっていなかったか?

 

 

 

 

感情、理由、伝えたい事、伝わらなかった事

 

 

これらを

 

とにかく言語化し、共通認識とする事を繰り返してきた

 

 

 

 

その結果

 

 

 

一旦、時間を置いた後の文章による言語化

 

 

 

というのが、一番の解決策として今は確立している

 

 

 

 

 

違いによる問題の発生は、どうしても避けられない

 

 

そもそも価値観が異なるのだから、お互いそのGAPに不快感を感じる事は当たり前だ

 

 

まず、これを前提とできるようになった

 

 

 

 

 

ネガティヴな事が起きないよう予防する事も大切だが

 

 

予防=我慢

 

になってしまっては、元も子もない

 

いつかどちらかが爆発する

 

 

 

 

 

だから、大切なのは

 

完全には予防できない

 

発生してしまった時にどうすべきかを、お互いが知っている事だ

 

 

 

 

 

私たちの場合は

 

 

直接話しても、認識にGAPが生じたり

 

感情的になりお互いが言いたい事を言えなかったりする

 

 

 

私はストレート派、彼女は平和主義派なので

 

言いたい事を言葉にするレベル感にも、GAPが生まれやすい

 

 

 

 

だが、何度も経験していくうちに

 

 

会話の後、他の予定を過ごした後

 

また、一度寝た後の翌朝

 

 

 

など、少し時間を置く事で

 

 

言語化に対し、感情を少し切り離す事が出来る事が分かってきた

 

 

 

 

この感情を切り離した後に作る文章で

 

大抵は、問題の本質は何だったのか

 

感情の正体とその理由

 

などが明らかになる

 

 

 

 

 

これが直接の会話だと

 

 

「私はあなたに怒っている」

 

「あなたの怒りを鎮めたい」

 

 

の2つにフォーカスをしがちだ

 

 

 

大事なのは、問題の本質を明らかにし

 

それをお互い共通認識とさせる事だ

 

 

 

 

 

「お互い良い関係を築きたい」

 

という前提が共有できていれば

 

感情を切り離した状態で、「発生した感情と、その理由」を言語化する事

 

 

これが非常に有効であり、かつそれがよりお互いを知る事に繋がり

 

より良い関係へと昇華できる

 

 

 

 

「違い」から生じる、ネガティヴな側面に対しても

 

問題の本質を可視化する事で、プラスに変えていける

 

 

 

人間関係、人の感情

 

これらの難しさと面白さ、そして奥深さ

 

 

喧嘩はほぼせず、一方的に私が怒らせる事がほとんだが

 

実はこんなに深い事を、いつも学んでいる

 

 

 

 

「怒らせておいて、学んでんじゃねぇ!」

 

と、また自分勝手な所を怒られそうだが…