ヒゲニートのギリホリ奮闘記

ヒゲニートのギリホリ奮闘記

30歳が突然脱サラしてヒゲニートになり、年齢ギリギリでワーホリに挑戦するログ

ヒゲニートへの道 p.21

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今まで、ネパールにスリランカ

 

言ってみれば非日常的な経験により

 

感じた事、学んだ事を綴ってきた

 

 

 

 

 

ただ、以前語ったように

 

 

私の人生はさざ波のようで

 

 

こういう大きな波に揺られてインパクトを残す事もあるけれど

 

 

日々の小さな波の変化で

 

少しずつ前進している事も沢山ある

 

 

 

 

最近、その感覚を大きく感じるのが、彼女との関係だ

 

 

 

 

 

超が付くほど典型的な日本人体質

 

気にしい人見知りで、とにかく平和主義な彼女と

 

 

 

 

 

「違い」が大好きで、物事をストレートに言いたい私

 

 

 

このGAPを歩み寄る作業から学んだ事は、非常に大きい

 

 

 

 

彼女は私の事を

 

 

 

意識高い系

 

といつも揶揄している

 

 

 

 

大企業という安定を捨ててワーホリに挑戦する

 

 

何やら、やたら睡眠と早起きにこだわっている

 

 

多趣味でいつもせかせかしているし、何かと勉強してるっぽい

 

 

 

こんな所が、全く理解できないらしい

 

 

 

「理解できない」相手と長く一緒にいるおかげで

 

苦労は沢山かけているが、自分勝手な事を言えば

 

私はそこから本当に沢山の事を得ている

 

 

 

 

 

1つの顕著な例が

 

 

 

 

「ま、いっか」

 

 

 

この一言

 

 

 

彼女は前述の通り、気にしいで平和主義なので

 

 

すぐ人間関係でストレスを溜める

 

 

でも、面白いのは

 

 

寝るとすぐ忘れられる体質

 

 

そして、睡眠とダラダラをこよなく愛し

 

 

 

嫌な事があっても、沢山寝て

 

 

大好きなテレビを見てくつろぎながら

 

 

ま、いっかー

 

 

と0にできる

 

 

 

 

睡眠とダラダラを愛するのは、私も同じだが

 

 

早起きして生活リズムを整え

 

沢山のやりたい事をなるべく全部やるべく、生活の生産性を高めたい

 

そんな自分も同居したいるため

 

 

 

 

「今日はダラダラするぞ!」

 

と決めていない日に寝坊してしまったり

 

ダラダラ過ごしてしまうと

 

 

よく「あー、もったいない事したー」と思ってしまう

 

 

 

 

そもそも、そういう時間の使い方を「もったいない」と思う感覚が

 

彼女には理解できないし

 

 

 

全然早起き出来ないくせに、いつも早起きしようとして

 

 

結果、自己嫌悪になってる

 

 

そんな私にいつも言っていた言葉が

 

 

 

「出来ないなら、最初からやらなければ良いじゃん」

 

 

 

 

正直、最初の頃は

 

 

これを言われてかなりムッとしていた

 

 

 

 

 

だが、これこそまさに

 

日々の少しずつの変化で

 

 

 

 

何度も言われるうち

 

 

彼女の価値観を理解するうち

 

 

 

その言葉が突然、腑に落ちたタイミングがあった

 

 

 

 

こんなに寝れて幸せだ

 

ダラダラ最高

 

わざわざ自己嫌悪で嫌な気分になる事ない

 

 

 

当初描いていたものとは違った現実になったけど

 

 

「ま、いっか」

 

 

と思えた

 

 

 

 

これは、解釈を一瞬で変えるマジックワード

 

 

 

 

 

 

私も、元々インドアでダラダラ好きにも関わらず

 

 

こういう解釈を封印して

 

 

 

勝手に「自己嫌悪」という解釈を

 

自ら選択していた

 

 

 

 

 

あれ、これはネパールで感じた衝撃と同じだ

 

 

 

 

 

誰も、私の時間の過ごし方なんて興味ないし、コントロールもしていない

 

そしてそれに対する解釈の仕方も、もちろん私の選択の問題だ

 

 

 

 

 

 

彼女は基本的に、応援してくれるが

 

私が頑張っている事そのものや、それらに対する解釈については

 

全く理解できない時がある

 

 

 

 

理解できないという事は

 

 

なぜ?

 

 

という問いに繋がる

 

 

 

彼女の様々な言葉を通じて

 

 

この「なぜ?」へ変換し

 

自身に問いかける

 

 

 

 

あれ、自分で勝手にhappyじゃない解釈して決め付けてる

 

 

そんな気付きに繋がる事が、本当に沢山ある

 

 

 

 

尊重はするけど、ぶっちゃけ理解は出来ないな

 

 

 

お互いこういう部分が沢山あるからこそ

 

発見や新たな価値観との出逢いがある

 

 

 

衝撃的な体験から、一気に解釈が変わる事もあれば

 

 

 

 

こんな風にジワジワと、日常の積み重ねで

 

 

急に点が線になる事もある

 

 

 

ただ、やはり人間同士なので

 

 

「違い」がネガティヴに働く事も多い

 

 

そこからお互いに得た事も、かなり大きい