ヒゲニートのギリホリ奮闘記

ヒゲニートのギリホリ奮闘記

30歳が突然脱サラしてヒゲニートになり、年齢ギリギリでワーホリに挑戦するログ

ヒゲニートへの道

ヒゲニートへの道 p.50

かくして、4月20日付をもって正式に退職 職を失い ちょっとしか生えてこないヒゲを一生懸命生やし 私はヒゲニートになった その後、フィリピン留学を通じ、オーストラリアでのワーホリスタートで、今に至る 現在こちらでの生活を始めて3ヶ月経つが 思ったよ…

ヒゲニートへの道 p.49

自分は沢山の人に助けられ、頼って そしてそれ以上に多くの人の手助け、後押し、アドバイス…等のgiveをして 「ご縁を大事に」生きていく それがしっくりくる、自分の生き方 今まで綴った経験の中から、そんな生き方の軸が出来上がった ではそもそも、今まで…

ヒゲニートへの道 p.48

自身の人に対する気持ち、それが少なからず仕事のモチベーションになっていた事、そしてその解釈により「自分は愛されている」と捉える事ができた事 退職前のいろいろなやり取りを通して気付けた大切な事だ そしてそれにより、今まで難しかった“ある事”のハ…

ヒゲニートへの道 p.47

お渡しする物を選ぶのに、丸一日かかってしまい「この人にはあーでもない、こーでもない」と沢山の店を歩き回り…途中、自分でもなぜこんなにこだわっているのか分からなくなる程だった お渡しする相手も多かったため、そこまでこだわった物や高価な物は用意…

ヒゲニートへの道 p.46

退職前後で大きく解釈が変わった事 それは 「自分は皆から愛され、必要とされていた」 という認識だ 他人の考えている事は、どうやっても知る事は出来ない なのでここで重要なのは、そう私が“解釈”したという事 この解釈は 完璧主義で他人に迷惑をかけるのは…

ヒゲニートへの道 p.45

3つの「好き・得意」 を会社員時代に、気付いたり育てる事が出来たと綴った もちろん、それ以外に学んだ事、得た事は計り知れず、ここには書き切れない よくよく考えれば、人生で最も長く所属したコミュニティであり、最も長く時間を共に過ごしたのが、“会社…

ヒゲニートへの道 p.44

疑義録にExcel 仕事を通じて自分の中にあった「好き・得意」を活かし、伸ばす事が出来た これに加えて、仕事をしながら覚え、学び、それがいつしか得意に育っていき、「やりたい=好き」になったもの それが「仕組み作り」だ 特に本社に来てからは、昔からあ…

ヒゲニートへの道 p.43

会社の知人であれば、私に対して「Excelで何かいろいろやっている人」というイメージがあるかもしれない 入社時から退職時まで、自分がこんなにもExcelを使い倒すとは思いもしなかった Excelを使うようになったのは、学生時代に「今でしょ!」の予備校でバイ…

ヒゲニートへの道 p.42

忘年会で動画制作を嬉々としてやりながら あんなに喜ばれ、楽しまれた感覚は忘れられない 当たり前だけど、人は「好き」や「得意」に集中した時に力を発揮できるし、誰かに喜ばれた時の嬉しさも増す ただ、自分は何もこれを退職前の忘年会で初めて知ったわけ…

ヒゲニートへの道 p.41

会社で過ごす最後の年末 正確にはその半年前からだが ラッキーな事に、会社で貴重な体験をする事ができた 100人以上もの大所帯で行う、部門の大忘年会幹事だ 化粧品会社の入社とはいえ、親会社のグループには同様に化粧品ブランドがあれば シャンプーから洗…

ヒゲニートへの道 p.40

4年間も同じ部署におり、部署内では一番の古株となっていた 異動は1月と7月なので、順番的にも次の7月に異動の可能性は高い そして全く畑の違う部署に行く可能性も高く、4月に退職となれば有給を鑑みて、実際に異動後にいられるのは8ヶ月程度 タイミングを考…

ヒゲニートへの道 p.39

1年も前に 「退職してワーホリ に行く」と打ち明けたのには、理由がある 1つは、前述の通り お世話になって一緒に頑張っている上司と先輩には、いろいろ決めた段階できちんと自分の考えを伝えたかった事 そしてもう1つは、会社全体に対して自分なりに迷惑を…

ヒゲニートへの道 p.38

退職をしたのは2019年の4月 ちょうどその1年前、当時の上司と先輩に打ち明けた フィリピン留学へ行ってからオーストラリアへワーホリに行こうと思ったので、金銭的な面もあったし 4月入社のため、キリの良いタイミングで退職しようと思った そのため、アイラ…

ヒゲニートへの道 p.37

自分が普段、思考したり内省するにあたり、多くの制約・バイアスを掛けている事に気付けた そしてコーチングとは、他者を介在してそれを少しずつ解除していく手法 制約のない思考では、日頃の内省では気付きえない根源的な欲求の発見や決断に至るかもしれな…

ヒゲニートへの道 p.36

今、改めて振り返ると もし、アイランドワークを多くの参加者と共に過ごし 1人の時間があれほど無かったら 今と違った未来になっていたかもしれない 何度も触れたように コーチングは 第三者との対話やワークを通じ 無意識に何重にも掛けている 思考の制約を…

ヒゲニートへの道 p.35

人は できる、できない すべき、すべきでない ねばならない 常識的に 普通は 親が家族が 上司が同僚が いろいろな制約を自分で設けて 「やりたい」「好き」 という【欲求】に、優先順位をつけ 制約に多く引っ掛かるものは、欲求としてすら認めない そんな事…

ヒゲニートへの道 p.34

海外への興味は、全くなかったわけではない ただ、大学の卒業旅行まで海外に行った事がなく 実は大学在学中に親から留学を勧められたらしいが 英語話せないし そんな長い間バイトを離れられない と、今考えれば信じがたい回答で一蹴していたらしい それすら…

ヒゲニートへの道 p.33

あー自分はこんなに漫画大好きなんだな よく考えれば コロコロコミックから始まり ジャンプや各種少年誌 トイレと食事とシャワーしか身体を動かさなかった受験勉強真っ只中 大学で飲んだくれていた頃 就活中 離婚話をしていたしんどい期間 そんな時でも 漫画…

ヒゲニートへの道 p.32

長い1人の自由時間では 気付くと頭の中で思考し 気付くとボーっと海や魚を見ていたり 何かを眺めているとまた、いつのまにか何かを思考している事に気付く 集中出来ない秘密も、もしかしたらこの辺りにあって 人は思っている以上に 「何について思考するか」…

ヒゲニートへの道 p.31

マンタナニ島に着いて 見た事もないエメラルドグリーンの海にテンションが上がる シュノーケリング等の観光要素も少しだけ楽しみ 残りの時間は ・ワーク、対話 ・ご飯 ・自由時間 そして島が圏外という事もあり 忙しい日本のサラリーマンの感覚で言えば ほと…

ヒゲニートへの道 p.30

Yukoさんのアイランドワークは12/25~29までの5日間 インドネシア・マレーシア・ブルネイ 3ヵ国の領土であるボルネオ島(世界遺産のキナバル山、テングザルで有名) ここを拠点とし、中日でボルネオ島からフェリーで数時間かけ マンタナニ島という小さな島に1…

ヒゲニートへの道 p.29

前述のように ライフコーチYukoさんとは たまたま参加したイベントで たまたま隣に座っていた事で、知り合った 友人Keiから聞いたり なんとなくググってみたりで フワっと知っていた「コーチング」 それを生業としているらしい とにかく エネルギッシュ よく…

ヒゲニートへの道 p.28

プロギャンブラーのぶき 名前も珍しいけれど それも気にならない位のパワーワード 「プロギャンブラー」 彼のトークショーは まるで演劇でも観に来たかのような はたまた 怪しい新興宗教の教祖かというような 強い目力 1人1人に語り掛けるような熱のこもった…

ヒゲニートへの道 p.27

「プロギャンブラーのぶき」 聞いた事もない名前だが 何やら 日本人で いわゆるカジノでのギャンブルを生業にしながら ずっと世界を旅している そしてTEDに日本人最多出場 異様な人だ この人のトークイベントがあるらしい 普段は知らないイベントに積極的に…

ヒゲニートへの道 p.26

感情をしっかりと言語化し共有する事や 課題を分離し、常に感謝を心掛ける事 こういったお互いの歩み寄りで、さも彼女と素晴らしい関係を築いているかのように綴ってきたが 実はワーホリを決意し、将来の事を考え 一度別れ話を切り出した事がある 勝手に相談…

ヒゲニートへの道 p.25

相手を思う気持ちと、善意の押し付け このバランスを取るために自分が活用している考え方が 「課題の分離」 そして 「感謝」 課題の分離について詳しく知りたい方は 詳しくはアドラー心理学に関する本 有名なもので言えば、「嫌われる勇気」を読んでもらいた…

ヒゲニートへの道 p.24

恋愛関係ほど 利他的であるか 利他的を装った善意の押し付けというエゴか この微妙だが大きな違いを学べる環境は、他にないように思う スリランカで学んだ事の1つに 相手へ与えようとする気持ちが強くなるほど 善意の押し付けに気付かず 「利他的に考えてい…

ヒゲニートへの道 p.23

「当たり前だけど、常に感謝する」 これが意外と難しい 無意識な状態 と 意識的に何かを感じる と書くと、文字上は矛盾しているからだ 自然体でいられる関係 それは私にとって 家族のように、空気のように それが自然、当たり前の事 と感じる状態 それは 気…

ヒゲニートへの道 p.22

彼女と頻繁にある 「違い」により生じる問題が 言わなければ分からない VS 言わなくても分かってよ 戦争である これは恐らく、多くの男女が頷く内容ではないだろうか 私は 自分でもコロコロ考えや感情が変わるし 本当の気持ちや、押し殺している解釈に気付け…

ヒゲニートへの道 p.21

今まで、ネパールにスリランカと 言ってみれば非日常的な経験により 感じた事、学んだ事を綴ってきた ただ、以前語ったように 私の人生はさざ波のようで こういう大きな波に揺られてインパクトを残す事もあるけれど 日々の小さな波の変化で 少しずつ前進して…