ヒゲニートへの道 p.27

「プロギャンブラーのぶき」

聞いた事もない名前だが

何やら

日本人で

いわゆるカジノでのギャンブルを生業にしながら

ずっと世界を旅している

そしてTEDに日本人最多出場

異様な人だ

この人のトークイベントがあるらしい

普段は知らないイベントに積極的に参加するタイプではないが

たまたまFacebookで流れてきたイベント情報が目に止まり

あまりに自分の世界にいない人種すぎて

この時ばかりは、好奇心の閾値を越えてしまった

都内で開催との事

気付いたら参加申込をしていた

想像できない人種のプロギャンブラー

この人から発せられる言葉1つ1つには

ものすごいエネルギーがあり

純粋な好奇心という曖昧で天井のない期待値を

イベント当日は、ゆうに越えてきた

ネパールの友人Keiから「コーチング」という言葉を初めて聞いて

恐らく1年以上も後の事である

このイベントで隣に座っていたのが

旅×島×コーチング

「アイランドワーク」

という独自のコンテンツを展開する

コーチYukoさんだ

ワークショップだったのか

隣だから自然に話したのかは

覚えていない

仕事は何を…？

となった時

「え、コーチング!?」

思わず反応した

Keiが言っていた

あのコーチングか

本当にそれを仕事にしている人に会うなんて

思いもしなかった

人見知りだけど自分を強く持っている

賢くて現実主義者

学生時代そんな風に見えたKeiが

第一志望の企業に入ったものの、仕事・職場に悩みまくり

やりたい事も分からない状態から

たった数日で

やりたい事が分かって協力隊を決意し

更には自分もやる側としてハマってしまった

それが

コーチング

一見、表面だけ聞くと怪しいスピリチュアル系のような印象を受けてしまう

コーチング

ただ

論理的で現実主義で、周りに流されずいつも聡明な彼が

なぜハマったのか

きっと何か理由があるのだろう

そう思っていた

そして「コーチング」という言葉をすっかり忘れた頃

たまたま見つけた

腰の重たい私を動かす程、好奇心をくすぐったプロギャンブラーのトークイベント

そこでたまたま隣に座った人が

コーチングをやっている

これほど偶然の産物だったからこそ

逆に興味がわいたのかもしれない

フラッシュバックのように

藤沢の王将での、Keiの話が思い出され

Yukoさんに

コーチングって具体的にどんな事しているの？

といろいろ聞いてみたくなった

これが

私がワーホリを突然決めた場

アイランドワーク

主催者Yukoさんとの、出逢いだ

だがせっかくなので

少し脱線

プロギャンブラーのぶき氏

彼の話に触れておきたい