ヒゲニートのギリホリ奮闘記

ヒゲニートのギリホリ奮闘記

30歳が突然脱サラしてヒゲニートになり、年齢ギリギリでワーホリに挑戦するログ

ヒゲニートへの道 p.1

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コーチング」という言葉を初めて聞いたのは

 

 

恐らく5年ほど前だったと思う

 

 

 

場所は藤沢駅前の王将

 

 

 

 

ネパールに青年海外協力隊として滞在している友人のKeiが帰国するというので

 

Keiと同じく、高校の友人Kenichiと王将で飯食おう。みたいな話になったのだと思う

 

 

 

学生時代は、よく一緒にライブに行った仲間で、ライブ後はよく王将で食べて帰った

 

懐かしい

 

 

 

 

第一志望の誰もが知る大企業に入社したKeiは

 

絵に描いたような「自分はこんな事がやりたかったのか?自分が本当にやりたい事って…?」という問いに悩まされたタイプだ。

 

 

入社3年、誰もがいろいろと考える時期

 

Keiは3年で会社を辞め、協力隊としてネパールへ飛び立って行った

 

 

無論、Kenichiも私も「あーでもない、こーでもない」と考えたりはしていたが、そのまま入社した会社で働いていた

 

 

 

「かっこいいな」とは思ったが、「自分もこうなりたい!」「あいつみたいに行動できない自分は情けない!」みたいな感情は全くなかった

 

 

 

真っ先に行動できる人を見て、自己嫌悪になったり鼓舞したり…その結果「メンターを見つけて遂に自分も人生変えられました!」みたいな話はよく聞く

 

 

脱サラ・ワーホリなんかの層でも、恐らく多いだろう

 

 

だが私は自分の会社にいるのが辛い、しんどい、悩みだらけ…等はあまりなかった

 

悩みや辛さも、人並み以下

 

 

 

むしろ周りのサラリーマンと比べると、「何か変えたい」欲は決して強くなかったと思うし

 

実際、今もそうだ

 

 

 

そんな私が「人生変えます!」みたいな大げさな事でなく、いつの間にか会社を辞めて

 

今オーストラリアにいる

 

 

 

そんな私だからこそ

 

「ほどほど」「そこそこ」が心地良い人に、何か伝えられるのではないか

 

なんて思っている

 

 

 

 

 

Keiがネパールに行って1年位だろうか

 

 

私は今まで通り、自分なりには頑張って、かといって努力も成果も突き抜けず

 

周りに沢山助けられながら、そこそこ良い日々を送っていた

 

 

 

本当にただの友達の再会

 

そんなノリで王将に3人で集まったこの日

 

 

 

当然、Kenichiと私は

 

 

 

Keiはネパールで何やってんの?

 

 

という話に興味津々

 

 

 

ネパールに行く前に日本で詰め込みの研修がある事や

 

 

向こうでは自ら仕事を見つけて作っていかなければならない事

 

 

実際にどんな事をして

 

 

どんな壁に当たり

 

 

どんな事が上手くいって

 

 

今は何にチャレンジしてるか

 

 

 

そんな協力隊の生の話を聞いた

 

 

自分の全く知らない世界だったので、単純に面白い

 

 

 

そして協力隊とは別で、勉強しながらやっている事があると言う

 

 

 

 

 

 

コーチング」

 

 

 

 

コーチング?何それ、バスケでも教えてるの?

 

 

 

 

そういうコーチでなく、【対話】を通して人の人生に関わる

 

 

コーチング」なる職業があるらしい

 

 

 

 

 

なんだその胡散臭そうな職業…

 

 

 

 

初めて「コーチング」という言葉を聞いた時の、正直な感想だ。

 

 

 

つづく