ヒゲニートのギリホリ奮闘記

ヒゲニートのギリホリ奮闘記

30歳が突然脱サラしてヒゲニートになり、年齢ギリギリでワーホリに挑戦するログ

ヒゲニートへの道 p.20

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スリランカ滞在中は、毎日メンバー間での話し合いがあり

 

 

人それぞれ意見が異なっても、それぞれの想いを自分の言葉で共有する、素晴らしい場だった

 

 

 

意見・思考そのものに貴賤はない

 

違いは排除するものではない

 

 

 

 

ただそれらに

 

利権が関わったり、力関係が生じた時に

 

 

 

差別や排斥、人間の悪い部分が出てくる

 

 

 

 

 

 

 

個人間では、それを恐れずに

 

 

違いを尊重し、意見を共有し合えた時

 

 

そこから生まれるアイデアや解決策

 

そしてその場から自身が得られる・学べる事

 

 

 

ポジティブな要素がこんなにも沢山ある

 

 

そんな事を学べた、非常に貴重な体験だった

 

 

 

 

 

 

そして前述のように

 

 

ボランティアとは、何たるかと向き合った

 

 

 

 

私がここで素晴らしい結論を導ければ、世界の貧困はあっという間に解決し得よう

 

 

そんなにシンプルで簡単なものではない

 

 

 

 

 

 

ただ

 

ボランティアという名前を盾に

 

自分の「正義」を一方的に押し付けてはいけない

 

 

 

 

これだけは、今回の経験で自分の中に一本筋が通った

 

 

 

 

 

依存を生まず、自立を促したい

 

組織や立場がある事を考え、行動する

 

 

 

結局これらは、本人達が何を望み、最終的にどうなりたいか

 

この像なくして、実現し得ない

 

 

 

 

理想像すらイメージすら出来ない状況のだから、まずは一方的に与えるべきだ

 

そういう意見もあるだろうし、それも正しいだろう

 

 

 

「誰かのためになりたい」

 

その想い自体が、間違っている事なんてきっとない

 

 

 

全て正しいかもしれない

 

 

問題は、何を選択するか

 

 

 

 

 

 

私は、実際に人々と触れ

 

顔を見て話し、寝食を共にし

 

 

ネパールでの貧しいけど豊かな人達の事も思い出し

 

 

 

 

 

「話し合って相手の望む姿を共有し、尊重する」

 

 

これが大切にしたい価値観だと気付いた

 

 

 

 

 

 

1人の人間が出来る事の小ささを痛感したし

 

たった1人がたった1人に対して、こんなにも大きな心の影響を与えられる

 

という事も同時に感じた

 

 

 

 

 

出来ない事に焦点を当てても仕方がない

 

まずは自分が出来る事から

 

 

 

そしてスタートは

 

「聴く」事から

 

 

 

 

ネパールを見て知った後に

 

 

スリランカでの経験を経て

 

 

自分なりにボランティアと向き合い、少しだけ考えがまとまった気がする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな2つの途上国と言われる国を訪れ

 

 

自分なりに考えて

 

 

 

気付いた事がある

 

 

 

 

 

自分は

 

「違い」を面白く感じ

 

「違い」を尊重できる場に、心地良さを覚える

 

 

 

だからボランティアでも、「違い」を尊重するため

 

まずは聴いて相手を尊重する、その後にゴールを共有する

 

それが大事だと結論付けたのかもしれない

 

 

 

 

 

日本では、「正解」や「周りと大きく違わない事」を正義とする価値観を何度も感じてきた

 

もちろん、そこから学んだ事や、それを大切にしたからこそ上手くいった事は数えきれない

 

 

一方で、この「違い」に対する純粋な興味を向ける矛先を、見付ける事が出来ていなかった

 

 

 

 

 

 

違うって面白いなー

 

その根源的な好奇心が、ワーホリ決意へ促した1つの要素である事は、間違いない

 

 

 

 

それを可視化したのが、スリランカのまた半年後に再会したコーチングという世界だった

 

 

 

 

 

 

 

 

だがここで一旦脱線し

 

今精神的に大きな支えとなっている、私の彼女との話を綴りたい