ヒゲニートのギリホリ奮闘記

ヒゲニートのギリホリ奮闘記

30歳が突然脱サラしてヒゲニートになり、年齢ギリギリでワーホリに挑戦するログ

ヒゲニートへの道 p.25

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相手を思う気持ちと、善意の押し付け

 

 

このバランスを取るために自分が活用している考え方が

 

 

「課題の分離」

 

そして

 

「感謝」

 

 

 

 

課題の分離について詳しく知りたい方は

 

詳しくはアドラー心理学に関する本

 

有名なもので言えば、「嫌われる勇気」を読んでもらいたい

 

 

 

その結果を最終的に引き受けるのが誰か

 

という観点で、物事を分離しよう

 

 

という考え方

 

 

 

 

すごく簡単に言うと

 

自分の内面は、自身がコントロールできる範囲内だが

 

他者の内面はコントロール外だから、干渉しようとするな

 

 

という事

 

 

例えばプレゼントやサプライズを用意した場合

 

 

それらを準備する間のワクワク感やドキドキ感

 

また、相手を思う気持ちそのもの

 

そして相手の反応を見た時の幸せな気持ち

 

 

これらは自身の内面の話なので、私のコントロール内だ

 

 

 

しかし、

 

それを受け手が喜ぶかどうかは、私のコントロール

 

 

 

つまり

 

「あんなに頑張って準備したのに、全然喜んでくれない」

 

と想定したリアクションと現実とのGAPに、ネガティヴな感情を抱く事は

 

 

「課題の分離」という考え方からすると、お門違いなのだ

 

そもそも、私の課題ではないのだから

 

 

 

 

プレゼンやサプライズは、分かりやすくするための例だが

 

 

この、相手に求めるリアクションとのGAP

 

は様々な人間関係で発生しうる

 

 

私が「課題の分離」という考え方に出逢った時は、まさに目から鱗だった

 

 

 

こんなにスパっと感情をコントロールできるかはさておき

 

自分がコントロール外の事に関与しようとして、感情を乱している

 

という客観的な視点が持てるようになる

 

 

 

人間関係で悩みがある時には、真っ先にチェックしたい視点だと

 

私は思っている

 

 

 

 

そうはいっても実践が難しい

 

「課題の分離」

 

という考え方

 

 

 

じゃあ、他人には一切期待するなって事?

 

 

その解を、アドラー心理学では

 

「共同体感覚」

 

だったり

 

「主体性」

 

 

など、様々な視点から、いかにして実現可能な思考であるかを説いているが

 

 

 

実体験も踏まえて、私が一番しっくりきている調整弁的な感情が

 

 

「感謝」

 

 

 

 

 

相手のリアクション

 

相手の内面

 

相手の行動

 

 

 

これらは、私の課題ではないので

 

干渉すべきではない

 

 

 

なので、その結果が現れる前に

 

 

「相手の事を思って行動している状況」

 

自体に感謝をしよう

 

 

 

 

また分かりやすくプレゼントやサプライズで例を出すと

 

「喜んでくれるかなー」

 

という気持ちは、もちろん行動源になるし、大事な感情だが

 

 

これに寄り過ぎない

 

 

 

 

こうやって、相手の事を思って準備できる人がいる事が

 

自分が今こうして何か出来ている事が

 

 

いま、この瞬間がHAPPYだなぁ

 

 

 

と感謝する

 

 

 

 

性格にもよってしまうが

 

意外にも、私にはこの感覚がめちゃくちゃしっくりきてしまった

 

 

 

なぜなら、どんなイベントも

 

その準備期間や前日が、一番ワクワクするからである

 

 

 

当然、遠足もライブも飲み会も

 

その最中は最高に楽しい

 

 

 

 

だがどんなに楽しみなイベント

 

例えエルレのライブでも

 

 

 

当日の朝や、家を出る前

 

必ず一度は面倒になる…

 

 

 

そんな性格もあってか

 

 

あまり結果や相手の反応には、強く感情的な執着をせず

 

 

こうして相手の事を考えている「イマココ」にスポットを当て

 

感謝し、幸せを噛みしめる

 

 

 

これが、良い関係を築く私なりのコツになっている

 

 

大げさなプレゼントでなくても

 

家事、食事

 

服のたたみ方から、予定の入れ方まで

 

 

人間関係では、様々な小さいGAPが生じるだろう

 

 

 

それらに対し、相手の行動・内面に執着せず

 

イマココに集中して、感謝する事

 

 

 

 

これを習慣づけていくと、自然とイライラやネガティヴな気持ちが減っていく

 

 

そして何より以前綴ったように、お互い「感謝」を口にする習慣がついていくと

 

 

逆説的だが、喜んでほしい事で見事に喜んでくれるようになったり

 

感謝の言葉をかけてくれるようになる

 

 

 

 

相手の内面に執着するのでなく

 

その結果に関わらず、「そんな相手がいる事」「相手の事を考えて行動出来る事」そのものに、感謝をし幸せを噛みしめる

 

 

 

非論理的で精神論に感じるかもしれないが

 

 

結局はヒトの感情なんて、順番・タイミング・対象で簡単に変わる。

 

コントロールできない事に感情を揺さぶられる位なら

 

少しコントロールできる範囲で、自分に良い感情を上手く選択してやればいい

 

 

 

 

やっぱり、人間関係において

 

 

「感謝」は万能な感情だ