ヒゲニートへの道 p.31
マンタナニ島に着いて
見た事もないエメラルドグリーンの海にテンションが上がる
シュノーケリング等の観光要素も少しだけ楽しみ
残りの時間は
・ワーク、対話
・ご飯
・自由時間
そして島が圏外という事もあり
忙しい日本のサラリーマンの感覚で言えば
ほとんどが暇な時間だ
人生でこれほど、まとまった時間を「内省」に使った事はなかった
ワークに関しては
目をつむりながら砂浜を歩いたり
最低限の言葉の誘導で、聴覚、触覚、嗅覚など五感で自然を感じるワーク
タイムラインと言って
実際に歩いたり、目印を作って物理的にイメージをしながら
過去の自分から今の自分へ、また未来の自分から今の自分へ
加えて自分のイメージしやすい著名人や尊敬する人、はたまたマンガのキャラクターから、今の自分へ頭の中でメッセージを送ったり、対話をする
こういった
都会の喧騒では出来ないであろう、静かな島だからこそのワークをいくつか体験した
自然も都会も好きな私だが
「感じる」事にフォーカスをしたのは初めてだったので
俗にいう
「感覚が研ぎ澄まされる」
「自然を感じる」
「心が浄化される」
といった類の表現が、なんとなく理解できた気がした
スリランカで瞑想体験をした時もそうだったが
脳波や身体的な動き等、理屈は分からない
頭で理解はできないものの
それをする前後で、自身の“状態”が何らか変化した実感だけはある
瞑想も、自然を感じる事にフォーカスする事も
心身ともに良い状態になるのは、感覚的には確かだ
そして何より、それは思考に大きな影響を及ぼす
理屈っぽい人ほど、こういった理屈で説明できない(ちゃんと勉強すれば説明できるのだろうが)メンタル面の話・行為は
効果を疑ってしまうだろう
実際、私もその手の性格だ
しかし、恐らく理屈っぽいほど
よく頭で考える
その思考時の自身の状態変化を、一度実感してしまうと
その効果を納得せざるを得ない
ややこしいが
考える人ほど
「考えない時間」を通して意図的に状態を整え、制約を外す事が
思考の質を大きく変える事に繋がる
マンタナニ島での様々なワーク、Yukoさんとの対話を通じて
このような事を感じた
そして、数時間の自由時間を与えられる
ネットも繋がらない
TVもPCもない
聞こえるのは波の音と、鳥や虫の声
たまにダイバーや現地民の話し声
そんな絵に描いたような、静かなビーチで
瞑想をしてみたり
散歩をしてみたり
お気に入りの場所を見つけて、魚たちや海と空を眺めたり
心地良すぎて波を見ながら寝落ちしたり、ハンモックで昼寝してみたり
自由時間になる時点では
ワークや対話のおかげで
「こうするべき」
「自分はこういう人間であるべき」
「普通は、常識では」
「〇〇しなければならない」
こういった思考バイアスが、かなり外れた状態であった
その状態で、改めて自身と向き合っていく
参加者が1人だった事も幸いし、1人の時間が多かった事が
結果的には、退職・ワーホリという選択に導いたかもしれない
また、この時間で内省をしようとしていたわけではない
悩みもないし、今までの時間で「ねばならない」を外されていたので
当然、自由時間の過ごし方も「内省しなきゃ」「将来について考えなきゃ」とはならず
しかし面白いもので、やる事がない膨大な時間を与えられると
ヒトは
思い出し
考え
感情を味わい
未来について、思考するらしい
そして1人で過ごす時間
意識は自然と、自分自身に向いていく
そんな自然に始まった、大海原を目の前にした思考の時間
そんな中、まず私は意外な事に気付く
アイランドワークに興味がある方へ
8年間務めた会社を退職し、年齢ギリギリでワーホリをする事を決め、晴れて【ヒゲニート】となる…笑
この大きなキッカケとも言えるのが、ライフコーチYukoさんの【アイランドワーク】です。
現在の「ヒゲニートへの道：アイランドワーク編」を読んで頂ければ、何となくイメージがわくと思いますが
やはり大自然の中で、五感を意図的に開放し、その状態で思考・頭と心の棚卸をする事は…予想以上に大きなアウトプットや変化に繋がります。
今年の3月、またこのマンタナニ島で開催するらしいので
ご興味のある方はぜひ下記リンクをご覧下さい。Yukoさんもとっても気さくな方なので、とりあえず話だけ聞いてみたい…！という方も、ご連絡頂ければお繋げします。
死ぬまでにやりたい事リストに「家族マンタナニ旅行」を入れたほど、感動したエメラルドブルーで静かな島です笑
ぜひチェックしてみて下さい↓↓
