ヒゲニートのギリホリ奮闘記

ヒゲニートのギリホリ奮闘記

30歳が突然脱サラしてヒゲニートになり、年齢ギリギリでワーホリに挑戦するログ

ヒゲニートへの道 p.37

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自分が普段、思考したり内省するにあたり、多くの制約・バイアスを掛けている事に気付けた

 

そしてコーチングとは、他者を介在してそれを少しずつ解除していく手法

 

 

制約のない思考では、日頃の内省では気付きえない根源的な欲求の発見や決断に至るかもしれない

 

 

実際に私は、7年目にして退職と年齢ギリギリでのワーホリを、軽やかに選択した

 

 

思考の制約を外すにあたり、大自然の中の方が効果的なのは、感覚的に分かるだろう

 

 

アイランドワークを通じて、コーチングというものの本質や、その効果に気付く事が出来た

 

 

 

 

 

 

そしてもう1つ、根本的な事に気付く

 

 

 

 

仮にこれがYukoさんのコーチングコンテンツでなく、私1人で来ていたとしても

 

 

 

マンタナニ島では、これほど長い時間PCもスマホも漫画も見ずに、1人で静かに過ごせる時間を作る事が可能だ

 

 

ちょっと考え事をするにも、部屋の中であれば何でも数秒で手に取れるし、見る事も出来る

 

 

カフェには沢山の人がいるし

 

何よりどこにいても常に手元にはスマホかPCだ

 

 

 

 

そう

 

普段からいろいろと考えているつもりでも

 

 

この現代で、特に都心においては

 

物理的に「何もしない」を作り出す事がいかに難しいか、痛感した

 

 

 

余白がなければ、思考バイアスはどんどん強まるし

 

余白がなければ、少し先の未来や自分自身についてゆっくり考える事が出来ない

 

 

何より

 

「ちょっと考え事しよう」という発想自体、余白がなければ生まれない

 

 

少なくとも私自身の人生において

 

1人の時間はとても大切だし、その確保が優先順位の高いものであるが

 

とりわけ「何もしない」をする時間を、定期的に確保する事

 

 

これもまた、非常に大切な要素であると、アイランドワークを通じて感じる事ができた

 

 

 

当然コーチングのように内省するもよし

 

本当に何も考えず、散歩したり公園や自然の中で昼寝するもよし

 

 

あれこれ考えるのが好きだからこそ

 

 

何にも追われず、何に対しても「まいっか」で済ませられる時間

 

今は何にもしない、堕落じゃなくてむしろ優先順位の高い大切な時間

 

 

こういう感覚を大事にしていきたい

 

 

 

 

メルボルンに来て、英語も喋れず初めての飲食バイトで全く仕事が出来ず

 

毎日その日を生きるのに必死な状態でも

 

 

 

コーチングの考え方を学んだおかげで

 

忙しい、時間に追われている時こそ「余白」を大切に出来るようになった

 

 

 

 

 

アイランドワークから半年後

 

2018春

 

 

私は遂に会社に退職の意志を伝えた

 

 

最初に伝えたのは

 

 

本当にお世話になった当時の上司と大先輩だ