ヒゲニートのギリホリ奮闘記

ヒゲニートのギリホリ奮闘記

30歳が突然脱サラしてヒゲニートになり、年齢ギリギリでワーホリに挑戦するログ

ヒゲニートへの道 p.38

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退職をしたのは2019年の4月

 

 

ちょうどその1年前、当時の上司と先輩に打ち明けた

 

 

フィリピン留学へ行ってからオーストラリアへワーホリに行こうと思ったので、金銭的な面もあったし

 

4月入社のため、キリの良いタイミングで退職しようと思った

 

 

そのため、アイランドワークなら1年以上も先の、2019年4月と決めた

 

 

 

 

ただ、会社に打ち明けた後で

 

 

これから辞めますという人と、一緒に仕事したいだろうか?

 

周りから「どーせあいつは辞めるから」という目で見られたりしないだろうか?

 

 

早く言う事で、周りの目を考えたら会社にいづらくなる

 

そんな気持ちも全く無かったわけではない

 

 

 

 

ただ、本当に幸せな事に

 

会社では入社時から人と環境に恵まれて、頑張った分だけ周囲からは信頼と評価をしてもらえたと、自分では思っている

 

 

当時は

 

結果はともあれ…全力で頑張っている自負はあったので、どういう目で見られようと、最後の日まで今まで通り続けるのに変わりはない

 

 

と、そこまで周囲の目を気にせず

 

会社に打ち明ける事ができた

 

そして、最後の日まで「もう辞めるし」とモチベーションが下がったり、仕事に手を抜いたりする事もなかった

 

 

 

これは、最初に話した上司と先輩の影響も大きい

 

 

 

当時は3人チームで仕事をしていたのだが

 

人間関係も仕事の助け合いも、気持ち良く出来ていたと思う

 

 

強い信頼関係を、お互い築けていた

 

 

私は、本当にこの2人にお世話になりながら仕事をしていたので

 

まず最初に打ち明けたいと思っていた

 

 

 

 

 

そして、正直

 

 

「何て言われるだろうか」

 

 

という心配はあまり無かった

 

 

 

一緒に仕事を頑張っていて「去る」という決断は申し訳ないが

 

 

上司・先輩というチームの関係以上に、個人として自分の人生への新たなチャレンジの告白

 

 

 

変に上っ面な理由を作ったり、良く見られるような事を考えるよりも

 

普段の仕事と同じく、思った事をそのまま伝えるだけだ

 

 

そんな風に思える信頼関係があった

 

 

 

 

飲みの席だった

 

2人が本音では、どう思ったかは分からない

 

 

 

 

ただ、その場では

 

 

「いや」

 

「でも」

 

 

ほんの少しの否定もなく

 

 

 

 

「もう決めた事なんでしょ?」

 

「応援する」

 

「一度きりの人生だから後悔のないように」

 

「いいね、楽しそうじゃん」

 

 

 

そんな、背中を押してくれる言葉をかけてくれた

 

 

 

構えた職場での社交辞令ではなく

 

 

お酒も入り、完全に仕事モードでもなくっている場で

 

 

そんな風に言ってもらえた

 

 

 

 

 

あー自分はなんて、人に恵まれているんだろう

 

 

今思い出しても、その2人への感謝は言い表す事が出来ないほど大きい

 

 

その2人をはじめ、会社でお世話になった多くの人たち

 

 

その顔が浮かび、今上手くいかない事が多くても

 

言い訳して逃げないように、背中を押してもらっている

 

 

 

 

 

だが、そもそもなぜ1年も前に会社に打ち明けたのか

 

 

 

これには自分でも以外なほど

 

会社への感謝・恩の気持ちがあったのが理由だ