ヒゲニートのギリホリ奮闘記

ヒゲニートのギリホリ奮闘記

30歳が突然脱サラしてヒゲニートになり、年齢ギリギリでワーホリに挑戦するログ

ヒゲニートへの道 p.40

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4年間も同じ部署におり、部署内では一番の古株となっていた

 

 

異動は1月と7月なので、順番的にも次の7月に異動の可能性は高い

 

 

そして全く畑の違う部署に行く可能性も高く、4月に退職となれば有給を鑑みて、実際に異動後にいられるのは8ヶ月程度

 

 

タイミングを考えれば、オープンにするのは年末から年始だ

 

 

 

異動して約半年で、「辞めます」と言うのか?

 

 

 

ペーペーとはいえ、少なくとも私や同時期の異動は全てパズルのピースになっているはずで

 

 

これが1年足らずでいなくなれば、構想や組織体制に少なからず影響がある

 

 

それを考えれば、5月までには部の統括や組合にまで、話をしておくべき

 

 

そんな風に考えた

 

 

 

仮に異動を避けたとして

 

私が周囲の目を気にしなくても

 

深く関わる人や、特に後輩や歳の近い若手に対して、「あいつ来年辞めるらしい」というのは

 

士気を下げる事にもなりかねない

 

 

 

5月までに、最低限の人に伝え

 

年末年始から少しずつオープンし

 

有給1ヶ月前くらいから、全国のお世話になった方々へ報告かな…

 

 

仕事については、一番知っている今の部署でギリギリまで全うするのが一番良いだろう

 

 

 

 

 

そんな事をいろいろと考え、最後の1年間は、実際その通りに動いた

 

 

後日談だが、7月異動の可能性はやはりビンゴだったらしい

 

 

 

 

最後の1年間、自分でも驚くほど仕事のやり方・モチベーション・集中力に変化はなかった

 

 

むしろ組織も大きく変わる中で、今まで以上に必死に仕事をしていたかもしれない

 

 

 

 

何人かに明かして

 

改めて、自分はこの会社に恩と感謝を感じていると気付いた

 

 

そしてやはり人間なので、特に身近な人達への想いは強い

 

 

今いるチームメンバーに迷惑がかからぬよう

 

 

5月の時点で人事に影響のある、人事部・組合・部署のトップまで話が入っていれば

 

私がいなくなる4月、できれば引き継ぎ等鑑み1月の時点で、新しい人が入ってくる可能性もある

 

 

 

こればかりは会社が決める事だが

 

少なくとも会社が事前に「退職者とその周辺の環境」について、必要であれば事前に調整できる状況

 

 

が望ましかった

 

そして自分はやっぱり目の前の人達への想いが強いので

 

辞めるくせに厚かましいながら、1月に後任者の異動がある事を、半年前から申し入れたりしていた

 

 

 

 

こんな自分の考えと行動を振り返り

 

 

あー自分の行動原理はヒトだ

 

と強く思った

 

 

 

 

担当ブランド、売上、自分の成長…いろいろと仕事のモチベーションになる要素はあれど

 

 

 

「◯◯さん」

 

のために

 

 

ちょっと頑張って早く

 

ちょっと丁寧に

 

この人にはリマインドを

 

この人にはスピードより質

 

頼まれていないけど、ここまで

 

 

 

 

自分は仕事の先に「◯◯さん」が見える時に、頑張れるし集中できる

 

それを積み重ねてきたら、いつの間にか会社全体に対しても考えるようになった

 

 

 

 

 

 

「あ、仕事でも結局根底にあるのは感謝か…」

 

 

最後の1年間を過ごしながら、そんな事に気付いたりした