ヒゲニートのギリホリ奮闘記

ヒゲニートのギリホリ奮闘記

30歳が突然脱サラしてヒゲニートになり、年齢ギリギリでワーホリに挑戦するログ

ヒゲニートへの道 p.45

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3つの「好き・得意」 を会社員時代に、気付いたり育てる事が出来たと綴った

 

もちろん、それ以外に学んだ事、得た事は計り知れず、ここには書き切れない

 

 

よくよく考えれば、人生で最も長く所属したコミュニティであり、最も長く時間を共に過ごしたのが、“会社”である

 

 

名の知れた昔からある大企業のため、ベンチャー個人事業主とは正反対の考え・価値観の部分も多いだろう

 

 

転職者はいたが、辞めてワーホリや青年海外協力隊に行ったり、起業したり…という全く別の生き方を目指す話は在職中ほとんど聞かなかった

 

全く異なる生活に変えようとする人が周りにいないため、周りからどう思われるか、また自分自身が自分の過去をどう思うか、想像がつかない

 

 

 

一方で、よく「脱サラして成功しました」「サラリーマンから起業!」といういわゆる“成功経歴”を前面に出す人で、過去のサラリーマン時代を否定し自分でビジネスをやった方が良いという論調の人をネットで見かける

 

 

「誰でも頑張れば出来そうな成功体験」というのは引きが強いため、ワードとしてマーケティング力が高い

 

当然、そういう意図で「サラリーマン否定」的な情報が多いのだろうが、実際のところ自分が辞めたらどのように思うのだろう…?というのは、想像がつかなかった

 

 

話せもしない英語での生活、かといってビジネスしながら経済面にゆとりを持って海外に行くわけでもない

 

まさにガラッと変わり、どうなるか分からない1年半を過ごす事になる

 

 

自分の8年間のサラリーマン生活は、後から振り返るとどうだったのだろう

 

 

 

1つ私の持論として

 

良し悪しは別にし「雇われ & 固定給」というのは、時間を売ってお金を買う働き方である

 

一方で、年金に税金、また数字に隠れて見えない福利厚生や安心感など、時間を売る事で得られるメリットが、人によって、また会社によっては、非常に大きくなるだろう

 

 

そしてもし、明日から死ぬまでお金をいくら使っても使い切れない額を所持したとしても、同じ生活を続けるか?に対する解が「YES」の場合は、そもそも「時間を売ってお金を買う」という前提が崩れる事にも留意したい

 

 

これらは全て価値観、解釈の問題であるし、実際には本当に多種多様の職業・働き方があり、一概には言えないが

 

 

いわゆるサラリーマンと言ってまさにイメージするような生活をしてきたからこそ、辞めた後に自分はその働き方をどう解釈するのだろう?という純粋な問いが浮かんだ

 

 

それに、帰国後にまた同じような働き方をするかもしれないし、全く違った生き方になるかもしれない

 

実際に8年間を振り返り、比較し、解釈するのは今から数年後だろう

 

 

 

 

しかし、現時点で思うのは

 

自分は8年間あの会社、あのキャリア、あの部署…通過した全ての経験を総合して、「本当に良かった」し「代えがたい経験」という結論だ

 

あの8年がなかったら今はない、と言い切れる

 

 

 

退職前後で、その思いは特に強くなった

 

 

 

 

そして実は1つ

 

退職直前で大きく解釈が変わった事がある